腰椎(腰の骨)にかかる負担だけで言えば、座っているときの方が立っているときよりも負担がかかります。
上の画像のように、床に胡坐なんかは骨場が後ろに傾くので、背中、腰の筋肉が引っ張られて長い時間いると辛くなりがちです。
よって、その際にかかる負担を減らすのがポイントになってきます。
デスクワークの方なんかは特に慢性腰痛が多かったりもするので、参考になれば幸いです。
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座って作業をするとき、骨盤はどうなっているか
ちょっとわかりにくいかもですが、後ろに傾いています。
骨盤の上に背骨が乗って、其の上に頭が載っている構造なのですが、座ったまま身体を前に倒すという事は、頭が前に行きます。
このままいくと倒れてしまうので、バランスをとる為に骨盤は後ろに倒れます。
試しに、立った状態で前に重心をかけて、骨盤も前に傾くようにしてみてください。
転びます。
何とか負担を減らしたいけど、グッズはどう?
骨盤、腰の負担を減らすためにクッション、椅子など、様々なグッズも売られています。
どれがいいんでしょう?
道具は合う合わないがあるので、合えばオッケーって感じです。
ただ、健康グッズを買うときに、とても大事な事があります。それは、
「健康グッズは失敗したら転用が難しい」
という事です。
例えば、姿勢矯正マシーンを買ったとして、意味なかった場合、高いオブジェにしかならないので不便です。
そのことを踏まえて購入を検討すると良いでしょう。
さらに、購入前に試すとよいのが今回の話です。
意外と使える身近なあいつ
タオルを使うのはどうでしょうか?
タオルの良い所は、
1、家にほぼ確実にある
2、したがって買わなくてもよい
3、買ったところで使い道に困らない
お得ですよね?
座布団でも構いません。すこし粘りというか沈みすぎない方がよいと思います。
そしてタオルの場合、職場で「タオル」というあだ名がつかないことを祈ります。
どう使うかと言いますと・・・
こう!(下にしく)
こうすることにより、骨盤のたわみが出来るので負担を減らすことができます。
分厚さはお好みでどうぞ。
このやり方はデスクワークや、座ってから前に動く場合、車の運転などで有効です。
もしくは、こう!(背もたれに入れる)
この時に大事なのは、腰のところではなく、背中のところに入れる事、深めに座って背もたれと自分の隙間をある程度無くしておく事です。
これはただ座っている場合、具体的には
車の後部座席や助手席、新幹線などの移動や、家で座ってテレビを見ているときなど安静時に有効です。
まとめ
・タオルは意外と侮れない
・物足りなかったり、もっといいやつがいいと思ったらグッズの購入を検討
・職場でやる場合は座布団でもヨシ。
・魔のあだ名「タオル」には気を付けよう
投稿者プロフィール

- けやきの森整骨院 代表
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けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません
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