腰が痛くて、整体やマッサージ、整骨院などで、「腰の筋肉が硬いですね!」と言われていっぱいほぐしてもらったのに、すぐ戻ってしまったり、逆につらくなったりした経験はないでしょうか?

その場合、腰に何が起きているのか、どうしたらよいのかを解説していこうと思います。

そもそも筋肉が硬いって何だろう?

術者も患者さんも、整体師もリラクゼーションもみんな言いますよね、

「硬い」って。

この硬いって言葉は共通認識があるのでしょうか?

そして硬さの計測ってどうやってやってるんだろう?

という疑問が常にあります。

「硬いでしょ?」と言われることもたまにありますが、定義まで考えると

なかなか奥が深い言葉です。

とりあえず、触った人、又は本人が硬いと思ったら硬い、程度の定義に

ならざるを得ないのが現状です。これは数値化できるものなのか?

「筋肉の硬さ」を計る機械って意味あるのかな?

一応、筋肉の硬さを数値化する器具は存在します。

それがコチラ。興味本位で買う値段ではないですが、買いたい人はお試しください。

で、まあ数値化はできるのですが、痛みを数値化しているものではないですし、

姿勢によって筋肉にかかるストレスも変わるので、正直あまり意味がないと感じています。

実際問題、「痛いと言っているけど、あなたの筋肉の硬さは大したことないから平気」

みたいなこと言われて納得する人っていますかね?

何故筋肉は硬くなるのか?

これらのことが考えられます。

1、姿勢が悪くて筋肉が伸ばされている(縮んでいる)

2、痛みが出ている部分を固定するために緊張している

3、関節が動かないように止めている

こんなところでしょうか。

これらを個別に開設してみますね。

1、姿勢が悪くて筋肉が伸ばされている(縮んでいる)状態

こんな感じで伸ばされてしまうと、筋肉は緊張しっぱなしになって、当然硬くなります。

この状態で筋肉を緩めても、常に伸ばされていたら焼け石に水ですよね。

なので、ほぐしてもあまり意味がなくて、このタイプであれば、そうなるよねって感じです。

2、痛い場所を固定するために緊張している

痛みが強い場合は、そこについている筋肉は伸びても縮んでも痛いです。

その場合、この筋肉は緩むわけにはいきません。精一杯緊張します。

それをほぐしてしまうと・・・

左の写真のようになることも。

3、関節が動きすぎないように止めている

腰痛は、動きのアンバランスでも起こります。

背骨の中で、首と腰の骨は、前後にとても動きが良い骨で、その中間の胸椎(背中の骨)は、前後の動きが乏しいです。

背中の筋肉が疲れてくると、その乏しい胸椎の動きがさらに悪くなり、その代わりに腰が余計に動いてしまいます。

関節が動くという事は、筋肉も伸び縮みするのですが、やはり動きすぎると痛いので、緊張してロックすることがあります。

昭和のプロレス技には、○○ストレッチみたいなものもありました。

動きが悪い所を伸ばすとめっちゃ痛いのです。

そこをほぐしすぎて、その時は楽だけど、立とうとしたら痛い!みたいなことも往々にしてあります。

この場合の対策

特に背中に負担がかかっていることも多い為、まず背中を何とかするのと、骨盤、特に仙骨という部分の調整をしてあげるのが有効だと考えます。

地味に足の動きも関与してくるので、足も忘れずに。

とか言ってると全身になってしまいそうですが、腰自体に何かして良くならないという時は、周りを考える必要があるので、そうなると全身の重要性が増してきますね。

まとめ

腰だけやってそれでよくなればそれでよし。

駄目な場合は、腰をロックするために筋肉が硬くなっているので、周りをなんとかすべき。

当院であれば背中や足を重視します。

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません