5年間ずっと痛い頚の痛みの施術

本日は症例を1つ出したいと思います。

5年間首が痛いという状態が続いている患者さんに

どのように当院が考えてアプローチしたかを公開することで、

当院はこんなことしているのか、という判断材料にしていただければ幸いです

※個人情報に配慮し、一部変更を加えております。

目次

患者さんの背景

痛みと症状の訴え

見立て、当院の考え方

見立て、当院の考え方

痛みについて検査して分かったこと

説明と治療

アプローチ後の変化

まとめ

患者さんの背景

年代は内緒、女性の方です。

5年前に、特に覚えなく首が痛くなり、記憶がおぼろげながら左側の手にシビレ、

響くような痛みがあったとのことです。

当時は整形外科に通っていて、頸椎椎間板ヘルニアの診断を受けています。

左右どちらだったかは覚えていないとのこと。

当時の診断の状態では、

「手術の必要はないと思われる。神経に触れている状態がなくなれば

我慢していればよくなりますよ」

と言われたとのことでした。

脳外科で検査もしましたが、そちらでは異常なしとのこと。

 

痛みは変わらなかったものの、基本ほっとけばいいのかと解釈して

普通に生活していたとのことです。

しかし痛みは生活が出来ないレベルではないもののずっとあって、

凄く悪化したわけではないけれど、何とかしたいなという事で当院へ来院されました。

その他の医療機関や治療院へは、その間いっていないそうです。

痛みと症状の訴え

・首の詰まり感が動いてると出てきてしまうので、自分で無理やり鳴らしたりしている

・激痛ではないものの辛い

・力が入らないなどの感覚はない

見立て、当院の考え方

まず、数年痛い系に共通しているのが、自分の症状がいまいちよくピンと来ていないことです。

また、ヘルニアという診断があるので、今ヘルニアの症状なのかそうでないのかをチェックします。

最近別段痛くなっているわけでもないので、痛みが出続けている部分は何が影響しているか

を特定することから始めるべきでしょう。

痛みについて検査してわかったこと

まずヘルニアの症状が今あるかの確認をしましたが、それは関係なさそうでした。

握力の差であったり、神経の悪さがあるかの検査も異常がないので、神経痛的な

事もなさそうです。

そうなるとなんで痛いのかの話は、どこで痛みを引き起こしているかに焦点が当たります。

上の図にもあるように、痛みは発生するとサイクルします。

そして何年も痛いという事は、このサイクルがずっとあるという事だと推測しました。

痛い→筋肉が緊張→血管が締まる→酸欠→痛い

のところでどこが悪くてどうすればよいか?を探しました。

 

結果として、斜角筋という、腕の神経の集合部分に近い所についている筋肉の、強烈な緊張

と、右の脇腹についている前鋸筋という筋肉の緊張が原因で、首の痛みを引き起こしていると

いう事がわかりました。その部分を緩めた状態を作ると、痛みが大幅に減ったのです。

 

説明と治療

痛みの原因と、悪さしている場所が特定できたので、その部分の説明を行いました。

また、5年程度痛いという事なので、怪我の状態ではない=健康保険の適用ではない

という事を説明し、治療ボリューム自体も健康保険の分量では不足していたので

どのみち自費治療を当時でもしていたと思われます。

アプローチの後の変化

一回の施術で痛みが全部なくなるという事はありませんでしたが、

自覚症状において7割の減少を知覚されました。

5年間変わらなかったものが一回で7割減るという体験はかなり鮮烈だったようで、

とても喜んでられました。

その後次回の施術を行い、現在痛みは8割方良くなっているとのことです。

まとめ

・昔からの痛みは原因の特定が超重要

・筋肉、骨の痛みなら整骨院で治療は可能

・話を聞いて仮説を立てて、診て説明は基本です