たまにある話:整骨院行くならうちは診ませんよ

交通事故に遭ってしまって、病院に行ったものの、時間などの関係で中々通えない、でも辛い。

そんな時に、時間外の日は整骨院に通院を希望されるケースも多いのではないでしょうか?

その際に、病院側から、「整骨院は・・・」と反対されたり、難色を示されるケースもあります。

今日はそんな時、どうしたらよいでしょうか?なお話です。

優先順位は絶対病院!

まず、必ず覚えておいてほしいのは、病院と整骨院がバッティングするなら、病院優先の方がよいです。

そして、病院では補えない部分を整骨院で・・・というのが原則必要なことになります。

なぜ病院が優先かといいますと、診断が出来るのが病院しかないからです。

整骨院では診断は出来ません。

出来ると言ってる人がいるかもしれませんが、今年は暑いので大目に見てあげてください。

自損事故を除けば、交通事故はおおむね対人のやり取りがメインになりますので、証明書類はかなり重要です。

その際に診断書の持つ役割はとても大きいので、病院で定期的に診てもらうことはとても重要です。

万が一、暑さにやられて「病院行かなくて平気です」と言っている整骨院の人がいたら、たぶん熱中症なので、違うところに行くとよいと思います。

整骨院の役割とメリット

では整骨院は意味がないのでしょうか?

そうは思いません。

役割とメリットはちゃんとあります。

役割としては、

・皆さんと医師との橋渡し

・病院で言い忘れた症状のフォロー

等が可能です。

メリットとしては、

病院が休みの時にやっている

病院より受付時間が比較的長い

というところがあげられます。

痛い、つらいけど病院がやってない時に、整骨院。

病院の受付時間が終わっていてもつらい時に、整骨院。

こんな感じで活用していただくとよいかと。

なぜ整骨院に反対する医師がいるのか

整骨院側からかける範囲でいえば、

・ちゃんと医師につなぐことを怠った人がかつて結構いた

・医師をDISる輩がいた

というところではないでしょうか。

さすがに気温が高くて変になっていない限りは、病院できっちり診てもらっているところがほとんどだと信じたいですが、病院にちゃんと行くように伝えていなかったり、行かないように言っていた人がいました。

なぜこれを断言できるかというと、学生時代に研修させてもらっていた整骨院で、現行犯で見たからです。

資格を取ってからも、数は多くない(ここ重要)ですが、そのような会話をしている残念な同業者もいました。

資格を取る前に、してはいけないことを目の当たりにして、いい反面教師となりました。

そういう事の積み重ねで、医師の方から信用を失っているという側面があると考えます。

その他にも要因はあるのですが、整骨院側の立場としていえることは以上です。

本題:医師に反対されても整骨院に行きたい場合はどうしよう

今日の本題です。

大まかに言って選択肢は3つあります。

ただし、これ何か月か経ってからやるといいことがないので、割と初期の話だとお考え下さい。

1、言う通り病院だけ通う

2、病院を変える

3、整骨院側から病院につないでもらう

というあたりになると思います。

病院にだけ通う

診断をしっかりしてくれて、リハビリの質も問題なければ、これが一番良いのではないでしょうか。

整骨院は、病院で賄えない部分を補う存在と定義するならば、病院で必要なことが、十分な質でもって行われていればそれでいいと考えます。

病院を変える

病院の診断や、リハビリがないなど、自分の希望と実際に提供されることに差がある場合は、これを考えても良いと思います。

しかし、頻繁にやる場合は、皆さんが実際の状態よりも要求が強いことがあります。

回復のために必要なことを行うので、やはりできることと出来ないことはある程度あるという事は当然あります。

特に、病院でちゃんと診断をしてくれて、リハビリも問題ないレベルであれば、整骨院に行くために病院を変えるのは相当リスキーです。

整骨院の先生が信用出来て、なおかつ病院の対応に不満なときにとる選択肢と考えると良いのではないでしょうか。

ただ、変えた先の病院でも同じことが起きないとも限りません。

どうしたらよいでしょう?

整骨院側からつないでもらう

整骨院と併用したい場合のおすすめはこれです。

交通事故をなめてない整骨院は、病院につなぐことの大切さを知ってますし、間違っても専門などとは謳いません

病院に行く必要がないなんて、絶対言いません。

病院に行く必要がないなんて、絶対言いません。

大事なことなので二回言いました。

逆に、病院必要ないとか、うちにお任せ下さいとか言うところは、交通事故、健康保険に関しては敬遠した方がいいと思います。

※完全に自分調べですが、健康保険の扱いがいい加減な人で、交通事故の対応がしっかりしている人を見たことがありません。

 

では整骨院で自費治療だったり、整体院だったらどうなの?

自費治療の整骨院の場合、病院と連携しているところ、医師の許可が出ているところであれば問題ありません。

整体院の場合は、やめておいた方がいいと思います。

別の記事でも採算書いていますが、整体院=医療行為はしてはいけないので、交通事故のケガ、痛みは現状の日本の法律では、我慢か医療機関に行くかの二択になります

どこに行くかは自由だ!となった場合は、自己責任でお願いいたします。

まとめ

基本は病院、整骨院は補助

整骨院行くなら病院併用は必須

 

 

同業者の方へ

上記の対応は整骨院として、患者さんに誠意ある対応を取るなら必須の考えになります。

そういうことをやってなかった、知らなかったという方、変なコンサルに別の事を言われてる方は、患者さんに不利益を与えている可能性があります。

こちらの書籍をお読みになるか、不定期開催の勉強会に参加されることを強くお勧めいたします。

整骨院全体の信用が向上し、患者さんが安心してかかれる整骨院にするためには、同業者全体の知識のアップデートが必要です。

是非ご検討ください。

※上記リンクから書籍を買われても、勉強会に参加しても、当院にはキックバックはありませんのでご安心ください。

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません