医師の負担は半端ない

何かと整体院や自費の治療院からDISられることの多い病院ですが、権能と仕事量が違うので、そもそもその指摘はポジショントークだと

常々感じています。

かつての横綱審議委員会に対するものと同じ感情を持っていますというとむしろわかりにくいですね。

整骨院や整体院では、一日に一人で数百人をみるという事はまずないですが、医師はやります。

皆さんの視点では一対一ですが、医師からすれば、それを数百回やるうちの一回です。

もちろん、一人一人丁寧にみてくれるとは思いますが、一人にかけられる時間が潤沢にあるかどうかは、確実ではありません。

なので、その時間を有効に使うためには、情報がしっかり

患者側としてはしっかり診てほしい

医師としてはしっかり診るための情報が欲しい

お互いニーズは一致しています。

しかし、実際は患者側からの情報がふんわりしていて、医師が対応しきれないケースもあるようです。

その齟齬を埋めるために、症状を伝える=プレゼンととらえてやるとこんなにメリットがある、というお話です。

症状がぼんやりしている→検査もざっくりと

痛いです。治してください。

で、終わるパターンは結構辛いと思います。

そうなると、色んな可能性を考えて対応せざるをえなくなり、かける網も大雑把にならざるを得ないケースも。

レントゲンだけでおしまい・・・とお嘆きの場合は、これが原因の可能性もありますので、しっかり伝えてちゃんと診てもらいたいものです。

では、どうしたらよいでしょうか?

わかってることは明確に

・いつから

・どこが痛くて

・どのような痛みで

・どの時間が一番痛くて

・こうすると和らぐ

・こういう時特に痛い

分ってる範囲でコンパクトにまとめて伝えると、医師の方でも情報の取捨選択が楽になると思います。

自分、○○病だと思う→プロに任せましょう

当院にもいらっしゃることがあるのですが、事前にネット検索して、「自分は○○」と決め打ちで来る場合があります。

その場合、医療者のやることが実は増えます。

通常であれば

症状を聞く→検査、評価→説明、処置

になりますが、

症状を聞く→○○と決め打ちの返答→本当に○○なのかの検査→そうであればその処置

                            ➘違う場合は改めて症状を聞く→検査、評価→説明→処置

と、2択になるので、ちょっと大変になります。

更に皆さんの後ろには、数十人、数百人の患者さんが居ますので、プレッシャーまで与えてしまいます。

診断の合う合わないはどうしても出るかもしれませんが、来た以上、先ずはプロの判断を仰ぐべきです。

時間制限ありのプレゼンと思うくらいでちょうどいい

混んでる病院であれば、何時間待ちなどのこともあると思います。

自分が医師の時間を使いまくれば、後ろの人を待たせますし、同じようなことをする人がたくさんいれば、次回自分がさらに待ちます。

それを防ぐためにも、自分の持ち時間を意識して、プレゼンするつもりで説明してみましょう。

もし、大変な症状の場合は、しっかりみてくれるので時間は気にしなくていいですし、そうでない場合も、処置の精度も時間も早くなり、

医師も患者側もお互いにプラスなのではないでしょうか?

まとめ

自分の前にも後にも患者さんはいる

時間を有意義に使うために、状態をコンパクトに、具体的に伝える

曖昧な訴えの数百人を上から下まで丁寧に診るのは医師がつらすぎる

 

投稿者プロフィール

院長
院長
けやきの森整骨院院長。
身体の動きや機能の話が得意
くせ毛と大柄なのに軽やかに動くからだが特徴。
ズボン破壊魔。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい