この仕事は一生勉強

私たちは整骨院で働いています。

働くためには国家資格が必要ですが、国家資格自体は、

身体のことを見るために必要な最低限の知識を持ってるよ

という証明でしかありません。

教科書の中には患者さんはいませんし、教科書通りの症状ではないことも

現場では往々にして起こります。

そのため、皆様の身体を診る職業としては、日々知識(学術だけではなく)や

技術に磨きをかけ、対応できる範囲や、精度を高めていくことが重要です。

その中で、去年末まで含めて数年間継続して勉強させてもらっているのが、「GAPアカデミー」

というところです。

GAPアカデミー及び、GAP理論とは?

GAPアカデミーというのは、山根悟DCが提唱している治療理論です。

※ちなみにDCとは、アメリカの大学でカイロプラクティックの教育課程を修了した人に

送られる称号です。この状態でアメリカの州試験を通ると、カイロドクターとして活動できます。

GAP理論についてはサイトより引用します。太字の部分のみ、一人称の問題だと思うので変更しています。

GAP理論のGAPとはGravity Attest Pointsの頭文字をとったものです。
頭文字のGravityとは、重力という意味です。人間が立ったり寝たりしている地球には「重力」があります。立っていても寝ていても常に重力の影響を受けるということは、絶えず身体に負荷がかかっているということです。

また人間は左右対称にもかかわらず、日本人の95%が右利きです。その為現代社会は、右利きの人が生活しやすいような仕組みで成り立っています。例えば、普段使っている自動販売機は、右側にお金の入れ口があります。このような右手に使う機会が増えると、身体を右側に偏った使い方をすることになります。

これら2つの要因(重力と右手の使い過ぎ)により人間の歪みが日々の生活の中で段々出来てしまうのです。

身体の軸が偏った状態で生活をすると、人間の体が偏った状態でバランスをとります。
その為、まるでだるま落としのように背骨が左右に歪んでしまいます。

そこでは30年以上の臨床経験から、とくに歪みの強い4つのポイントを発見し、
カイロプラクティック理論を応用して独自の理論を完成させました。
それがGAP理論です。

まとめると、

人間の体は左右非対称のバランスになり、日常生活を送っているので

いわゆる「ゆがみ」が発生します。

その中でも「ゆがみ」が発生しやすいポイントが大きく分けて4つあり

自らが学んできたカイロプラクティックの理論を応用して生まれた治療理論です。

当院は、すべてのスタッフがGAP理論を習得しています。

ゆがみやすいポイントとは

数字が6打ってあるのは気にしない方向で一つ。

当院の説明用の資料で、右の肩甲骨や下部頸椎も大事なポイントとして当院では

やっています。

この中で①④⑤⑥がゆがみやすいポイントと山根DCは定義しています。

当院でも使っている「カイロプラクティック」とは

1895年にアメリカで作られた手技療法で、現在はアメリカやEU諸国、イギリスなどの

約40カ国が脊椎(背骨)のヘルスケア専門職として法制化しているものです。

日本では民間資格扱いですが、背骨を「ポキポキ・ボキボキ」やる技術の

源流は、カイロプラクティックからと考えてよいと思います。

カイロプラクティックは良いのか?安全か?

他の手技療法と同じく、技術者の技量や知識によって、効果は増減しますし、

安全性も、技術が高いほど向上します。

ただし、一部技術に関しては厚生労働省は通達を出していて、

カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。

との記載があります。

DCなどの称号を持っていない人間からの指導を受けた民間のカイロプラクターなどは、

特に首の骨をポキポキ鳴らすような施術は推奨されておらず、危険性もはらんでいるので、

行わないケースが多いです。

また、背骨や、その周りの神経や筋肉に対する知識が必要不可欠となりますので、

知らずにうわべだけの技術を学ぶことは、おそらく危険だと思います。

アメリカで学び、色んなドクターとも接していて、今もなおどん欲に知識を仕入れている

山根DCの知識はすさまじいものがあり、国家資格取得者の私達も、解剖の知識、生理学の知識を

総動員しつつ、足りないことは調べるくらいでようやく理解できるレベルでした。

医学全てがそうですが、どの治療法も完全な安全性は断言することが難しいですが、

単なる感覚で行うもの、個人のセンスに依存するものと違い、体系的な学術として

確立されているカイロプラクティックは、手技療法の中でも安全性は

問題ない部類に入ると考えます。

GAPアカデミーで学んだこと。カイロ≒骨ポキポキ

背骨を利用して健康状態を高めていくことがカイロプラクティックの目的であって、

必ずしも骨を鳴らすことそのものがいい悪いわけではない、という事を学びました。

実際当院でGAPアカデミーで習得した手技を使う場合、ポキポキさせる施術は

全体の2割ないくらいです。

元々の自分たちの技術に、学んだ知識を融合して、より安全性が高く、

受ける皆さんも怖くないような施術の提供が可能になっております。

 

参加してみたい同業者の方へ

 

個人的には参加して損はないと思うので、興味があるならば行かれてみてはいかがでしょうか?

通常の技術セミナーと一線を画すメリットがありまして、それは、

自分の技術をそのまま使える

という点です。さらに、

部位別に解剖学、生理学、運動学を一跨ぎで学べる

というところも魅力です。

通常技術系のセミナーや勉強会では、1から技術を叩き込まれます。

GAPアカデミーでも技術的な指導はもちろんあります。が、

身体のどの部分に問題があるか割り出す考え方と、アプローチする場所が重要で、

必ずしも教えた技術を1から真似する必要がないというところがとても面白いところです。

なので、理屈をしっかりと理解したうえで、自分の技術を応用してアプローチするのか、

場所によっては1からしっかり学ぶのかが選べます。

もちろんセミナー当日はみっちり指導してもらえます。

ただし、デメリットもあります。

あまりに基礎医学の知識、もしくは体に対するイメージがないと、技術応用が難しいため、

1から練習した方がいい場合があることです。

また、背骨をいわゆるポキポキ動かす技術は、一日では身につかないと思っていかないと

大変なことになりますので、ご注意ください。

それでも値段と内容で考えるといいセミナーだと思いますし、身体の事に対する

造詣を深めることはかなりできるので、ちょっと興味がある方は参加してみてください。

東京は今秋日曜日(2018年4月8日)からです。

サイトはこちらです。

 

 

投稿者プロフィール

院長
院長
けやきの森整骨院院長。
身体の動きや機能の話が得意
くせ毛と大柄なのに軽やかに動くからだが特徴。
ズボン破壊魔。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい