先日、川崎先生のグーグル病の記事が個人的に刺さりまして、
あまり調べすぎて不安になるのも考え物だなと。
しかし、ではみちゃった情報の信ぴょう性はどうするよ?
ということで、健康情報からトンデモを減らす方法を
公開したいと思います。

前提として、医療の世界では、一つの論文が出たときに、
周囲でリアクションが起きます。
主に、
検証、改善、無視です。
検証というのは、その論文、記事が信用できるかどうか。
改善というのは、其の理論を用いてより良いことができるかの
改良研究。
無視は、取り上げる価値もないものと相手にされないレベルの論文です。

つまり、なんかよさげっぽい理論を提唱した人がいるとします。
その際に論文を根拠として出してくるかどうかというのが1つ。
次に、その論文がいつのものかというのが1つ。
そして、その論文だけがその理論を肯定しているわけではないという
事が1つ。

この三つができていれば、医学的な理論としては信用が置ける可能性が
高いと判断します。
念のため予測変換でインチキとか入れたりはしますけど。

もし適当論者が適当理論を拡散して、騙そうとしても、上の三つの条件を
満たしていれば大概大丈夫かなと思います。
もしここをすり抜けてきても、そんな調べ方する人はあまり騙されないと
思うので大丈夫です。

では、健康情報の確率を上げる検査法は、以下のこちらです、どん!

1、Google Scholarで調べる。
学術記事限定で検索してくれます。
全文読める場合と、登録が必要なものとあるので、すべてが見れると
思ったら要注意です。
2013年以前のものと、ここ三年のもの、今年に限ったもの
等の絞り込みをすることも可能で、
古い文献はあるけど最近の文献はない、今あまり研究対象ではない
等の考察が可能であります。

2、検索の最後に特定タグを入れる
ac.jp(大学研究機関、学術機関のドメイン)
もしくはgo.jp(学術機関、政府機関、厚労省含む)を付けます。
こちらの医師の方のブログがとても詳しいので参考までに。
例えば、業者が適当なものを売ってる代表格の水素水。

普通に水素水で検索した場合、ac.jp付きで検索go.jp付きで検索
とやってみました。

suiso
キャプチャco

キャプチャsuiso

最近は水素水の効果がまだ実証されていないという認識が広まっている
せいか、検索上位は単なる水素水でも肯定一色ではありませんでした。
少し下に行くと香ばしいのがうごめいています。
もしかするとGOOGLEのアルゴリズムの関係で、その辺は
少し前まで上位にいたのが評価落ちたのかもしれませんね。
見てないのでこれはただの推測です。

学術研究(ac.jp)では、一見水素水いいじゃん!となりますが、
ポチっとクリックすると、ペットボトルは意味ないとか、
業者のアレなものは意味ないとかちゃんと書いてあります。
さすが学術機関です。いい加減な記述がガクべりします

3、論文の年代を確認する。論文なのかを確認
ヘンテコに思える理論や、提灯記事でもし論文を出して来たら
一々論文を嘗め回すように見る人は少ないと思いますし、
内容も難しいのが多いので、引っ張り出してきた論文が
古いか新しいかを見ます。

ほいでもって、それが古かったらすたれてる可能性が上がるので、
相手にされてない人とタッグを組んだと思っとくと、騙される
可能性がぐっと下がります。

中には、なんか知りませんが論文ですらなくて昔の本から
記述や談話を引っ張ってきただけのものも存在するので、
そもそも根拠が論文なのか見とくだけでだいぶ変わります。
論文ですらないものを論文と言い張ってる記事の信頼性なんて、
ないですよね。

というわけで、ググって不安になったり、根拠がわからなくなったら、
このような探し方を併用しておくと、騙されたり、変に不安になったり
しなくて済むと思いますのでおためしあれ。

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ