長野県で鍼灸師をされている、松浦先生からお題をいただいたので、鍼灸、および鍼灸師の現状について考察してみたいと思います。

松浦先生は、伝統的な手法を行う

直神傳澤田流という流派を受け継いだ鍼灸師です。

親御さんの跡を継ぎ、日々臨床の現場で活躍され、伝統的な鍼灸の担い手でありながらも、最近はバトルフィールド鍼灸という、科学的な根拠があるとされる鍼灸法の普及にも努めている方です。

※手法、効果効能の具体例に関しては、広告制限に抵触するため割愛します

鍼灸師で現役でやられている、特に伝統医療系の方が何を思っているか、そして現状はどうか、どうしたらよいのかを掘り下げていけたらいいのかと思います。

鍼灸を受けてみたい方にも、鍼灸師の体温的なものを伝えられれば幸いです。

多分長くなりそうなので分割して書くか、頑張るかは後で決めます。

お題のもとの記事

おおもとの記事はこちらです。

要約すると、

・鍼灸師の数は増えているが、実際に鍼灸師として働いているのは1~2割といううわさがある

・筆者の方は、鍼を嫌がる人が増えていると感じている

・技術の伝承は難しい、特に教える側は時間も収入も犠牲にして教えなければならないが、現代の新卒は、資格即仕事と考えていて、そこにギャップを感じる

・マッサージはとりあえず押していることの満足感が得られるので未熟でもなんとかなり、柔道整復師は保険が使えるが、鍼灸は特殊な施術であり、未熟な状態での臨床はきつい※各資格の認識の齟齬については今回言及しないことにします。

というようなところだと思います。

それを受けて松浦先生が持論を披露されています。

記事はこちらです。

安心して受けられる鍼灸の施術者が少なくなってきている問題

内容は記事全文を読んでいただくとして、やはり、鍼灸における徒弟制度が終わりを告げ行く中で、技術の伝承をするのが難しい点、松浦先生の皮膚感覚では、患者さんが自分の身内(主に子供や孫)の紹介が減ってきている→既存の患者さんの需要はあるが、下の世代への患者さんの引継ぎがないように思う→鍼の需要が減ってきてるのではないか

という風に読み取りました(違ったらすみません!)。

また、資格取得即開業ということにも警鐘を鳴らしておられます。

さて、鍼灸全体の状況はどんな感じなのでしょうか?

患者さんは減っているのか?

全体の統計から探しているのですが・・・

資料が古いのばっかりでした。がんばれ統計チーム!

なのでちょっと古い資料ですが、大体人口における6~8%が鍼灸の患者さんの比率のようです。

患者さんの年代別分布はこう。こちらは厚生労働省の資料です

なんで総数をのせないんだ~うごご~!

ちなみに指圧・マッサージの場合はこうです。

整骨院版は、整骨院にかかるときの注意事項のサイトで埋め尽くされており諦めました。

誰だ不正請求してるのは

余談ですが、この検索結果から見るに、鍼灸、マッサージは保険領域において現在ロックオンされていない状況だと思うので、愚かなことはせずに市民権を獲得するチャンスだと思いますよ。

とりあえず患者さんの増減に関するデータは探せなかったです。

ちなみに、関連性の立証になるかは謎ですが、

長野県の現役世代の人口が劇的に減っているのも、現役世代の鍼灸の比率に影響しているかもしれません。

紹介できる人がそもそも身内にいないっていう可能性です。

ちょっとこちらの方面からの話は、前提条件となるデータが不足しているので、これ以上は難しそうです。

そして、このデータが難しいというところが、鍼灸の問題傾向を表してる気がします。

一個の記事にまとめると目線がぶれそうなので、まずはこの段階でいったんアップします。

 

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ