当院では、痛みのセンサーに着目して施術をしています。

痛みのセンサーとは、痛みを感じる部分です。

概ね皮膚、筋膜、関節包、骨膜といった、膜の部分に主に分布しています。詳しくはこちら

痛みが出やすい3つの場所「真皮・筋膜・関節包」とは?

割とケガをしていないけど痛い、という人の場合は、この皮膚がやられていて、それがもとで痛みがでてるケースも多いのです。

皮膚がやられているってどんなことでしょうか?

別に切れたりしてるわけではないよ

皮膚が原因で痛みが出ているというのは、その部分の酸欠が原因になります。

©本村

酸欠になる要因として、

・冷え

・緊張

・疲労

があります。

冷えを除く緊張と疲労には、姿勢の問題がかなりかかわってきます。

このくらいの姿勢と、

このくらいのせいであれば、下の方が背中が圧倒的に伸びているのがわかると思います。

背中側が伸びているという事は、腰から首までの筋肉、皮膚は伸びているという事です。

皮膚が伸びているという事は、そこに対してストレスがかかっているという事です。

ストレスがかかるという事は、皮膚の痛みのセンサーが刺激されます。

何もしてないのに痛い、という症状のうちいくばくかは、この皮膚のセンサーが反応している部分でもあります。

姿勢が悪いと、センサーに悪影響って感じです。

皮膚が原因の痛みの特徴

皮膚に問題が起きて発生している痛みの特徴は、次のようなものです。

・なんかわからないけど痛い

・ズキズキするというより、重たい、張ったような感じ

・コリ感を感じる

・関節の動きが悪い

・触ると押しても押さなくても硬い

なぜこうなるかというと・・・

何かわからないけど痛い

→皮膚が引っ張られてセンサーが反応している痛みなので、ぶつけたりひねったりといった原因に思い当たらない

ズキズキするというより、重たい、張ったような感じ

→どこかを痛めているわけではないため、鋭い痛みは起きにくく、鈍痛だったり、張ったような感じになることが多い

・コリ感を感じる

→皮膚が緊張して結構も悪いため、コリ感や疲労が自覚症状として出やすい

・関節の動きが悪い

→体の一番外側である、皮膚が緊張しているため、動き自体が制限されている感じがする。

※着てるシャツを思い切りねじってからそのあたりの関節を動かしてみてください。めちゃくちゃやりにくいです

・触ると押しても押さなくても硬い

→皮膚が引き伸ばされているため、張力がかかって皮膚の部分が硬くなっています。

という感じで痛みが出ています。

また、皮膚レベルで起きている痛みに関しては、当然ながらレントゲンでは異常が写りません。

さらに、痛み止めが効きにくいという特徴もあります。

通常栄養(酸素など含む)は、血管から枝分かれた毛細血管から筋肉、皮膚にいきわたりますが、皮膚が緊張したり、伸びていることによって圧力がかかっていると、途中で目詰まりのような状態になってしまい、皮膚に十分な栄養がいきわたりません。

お腹すいてるのにご飯が来ない状態ですね。

なので、痛み止めの成分も効果が出にくいという現象が発生します。

まとめると、

・原因がなく痛くて

・痛み止めが効きにくく

・レントゲンにも映らないのが皮膚が原因の痛み

となります。

皮膚が原因で出ている痛みに相性が悪い治療法

・強い力で押す

→皮膚が緊張しているのに対して強い力を加えると、皮膚の下の筋肉が押し返そうとして力み、硬くなります。

痛み止め

→上で書いたように、成分自体が皮膚に届きにくいため効き目が少なくなりがち

という状態になるのため、相性が悪い治療法と言えます。

皮膚が原因の痛みに対して有効だと思われる治療法

・温める

・鍼灸

・テーピング

・強く押さない手技

・姿勢を何とかする系

あたりが有効な手段となります。

温めるのはお風呂であったり、レンジでチンする系のグッズが効果的です。

スパに行ってからストレッチなんかもいいと思います。

鍼灸は、皮膚に対する刺激としてはかなり有効と思われます。

強い系の刺激は相性が出ますので、中々つらいですし、感覚がやや過敏になる為、おすすめは出来ませんが、刺激量を適切に調整してあげることによって、皮膚を効果的にリラックスさせることができます。

皮膚にやさしい刺激の鍼を扱えるのはこの人

お灸が得意なのはこの人です。

テーピングは、固定用のものではなく、主に伸縮性のあるテーピングの話だとご理解ください。

テーピング

では、強い系の施術をしているかしていないかはどこで判断つくでしょうか?

一番は体験してみることですが、のべつ体験するのはリスクが高いですよね。

サイトで見分けてみましょう。

サイト(HP)で見分ける、強い刺激かどうか

写真で見分ける方法と、表現で見分ける方法があります。

名前で見分ける方法もありますが、難易度が高くなります。

写真での見分け方

鍼の本数がやたら多いところは、やや刺激強い系の可能性が高いです。

もちろん、強い刺激が全部だめとは思わないのですが、力が抜けない系と強い刺激は相性があまりよくないので、強い刺激系の場合は、経験豊富な鍼灸師を選びましょう。臨床歴が長いと書いてあるとその辺は多少良いかと思います。

鍼灸師の突込みお待ちしております^^

こういうやつです。

手技であれば、ひじを使っている写真だったりは、問答無用で強い刺激系です。

いわゆる揉み返しというものも、皮膚が緊張してるところに強い刺激を加えた時の方が、起こる可能性が高いように思われますので、避けた方が無難です。

矯正系では、ボキボキならす=強い刺激とは言えません。

ボキボキするしないはあまりそこに関与しないのですが、荒々しい写真なんかは強い刺激系に分類して良いと思います。

なんか飛び乗ったりする系のやつです。

ライセンス使用許可がなかったので、自分で探してみてください。

表現で見分ける場合は、

コリ、しっかりほぐす、力加減云々と言っているところは強い系の可能性が高いと思われます。

また、マッサージ師がいなかったり、マッサージ院の名称がなかったりするところも、強い刺激を与える手技をマッサージと混同している可能性があります(そもそもマッサージ師でないのにマッサージと表現すること自体違法ですけど)。

逆に、刺激の少ない系の特徴としては、

負担の少ない、だとか、痛くない、みたいなキーワードを使うことが多いようです。

また、強い系の時と矛盾するように思う方もいるかもしれませんが、ポキポキしない、ボキボキしないという表現を使う治療院は、負担が少ないという文脈で使っていることが多いようです。

皮膚の施術は、痛みを取るうえでとても重要な要素であり、また、レントゲンなどで異常はない系の症状や、姿勢の問題で起きていることも多いので、

しっかりとそのあたりがアプローチできる治療院に行くとよいでしょう。

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません