先日、久しぶりにいらした患者さん数名から立て続けに、

「別にケガしたわけじゃないんだけど、診てもらえますか?もちろん自費で」

という依頼がありました。

もちろん診させていただいたのですが、こういう話が来る背景って何なんのかな?って考えてみたところ、やはり

整骨院=保険

痛めないと来ちゃいけない

と、当院に来たことのある方は考えている方が一定数いらっしゃるという事なのかなといいうことが判明しましたので、そこを払しょくしていこうと思います。

最初に結論。むしろ来た方がよい

痛みがない時に来ておくことで、こんなメリットがあります。

1、ケガの予防ができる

2、運動の効率が上がる可能性がある

3、自分の体の状況がわかる

メリットについては少し解説します。

ケガの予防ができる

ケガというのは主に、

1、瞬間的な力で発生する

2、繰り返しの力で発生する

がメインになります。

予防で役に立つのは運動や、ストレッチ、食べ物の食べ方取り方、水分補給、保温あたりが自分でできること

施術、治療が私たちの出来ることになります。

身体の状態が良ければ、1の瞬間的な力が加わってもケガの確率がさがり、痛めたとしても重症化するリスクが減らせます。

意外と浸透していない考え方なのですが、予防とは、

ならないように防ぐこと

なっても大ごとにならない準備をすること

です。予防接種もこの観点から見ると良いと思うのですが、なったら意味なかった説を唱える人が多いんですよね・・・

ケガしたときに、予防したのに・・・と思う方も多いのですが、

予防したからこの程度で済んだ

という側面は確かにあります。

さらに、セルフケアで予防を普段からしていると、体に異変に気が付きやすくなります。

・いつもより疲れやすい

・体が重たい

・動きが悪い

など、普段と同じ生活をしているのに異常が出てくれば、それは不調のサインかもしれません。

そういう時に予防で施術を受けてみて下さい。

ケガしてから通うより、期間も、時間もぐっと短くなりますし、何より生活が楽です。

運動の効率が上がる可能性がある

身体の調子が悪ければ、うごかしても負担になりますし、動きも悪くなります。

運動だけで頑張っていても、なかなか解消が難しい時は、一度体のメンテナンスをしてみましょう。

身体の負担を取り除いたら、普段より運動もしやすくなるのではないでしょうか。

自分の体の状況がわかる

「自分の体のことは、自分がよくわかっている・・・!」

と思っている方も多いですし、漫画や小説などでも、この表現は割と出てきます。

そして、特に漫画の場合、だからやれる的なことをいって

やれないことが多いです

これを専門用語でフラグといいます。試験には出ませんが覚えておいて損はないです。

実は、自分の体って、

俯瞰的に見る方法がない

のであります。

自分の目の前のことは見えますが、自分がどんな顔かたちをしているかは、写真か鏡でしかわかりません。

図で書いたら訳が分からなくなったので補足すると、

Aさんは自分のことを見ることが出来ません。

上から俯瞰してみたり、後ろからもう一人の自分が見たり、という事が出来ないのです。

 

©本村画伯

見かねた画伯が別の解釈でイラスト書いてくれました。

左がイメージの自分、右が実際の自分です。自己評価と実際は違うというイラストです。

・・・

リアルタイムで自分を見ることは実質不可能であります。

ということは、すりむいたりとかは別ですが、痛めていたり、つらいなんなだったりは、自分ではよくわからないケースも多いという事です。

でも人のことは見ることが出来ます。

ただし、人の健康関係を見るのにはコツと技術と知識がいるので、専門家に任せてしまうのがよいと思われます。

メンテナンスは治療していた整骨院と、別の整体院、どちらが良いか?

予防、メンテナンスの観点で言えば、もともと通っていた整骨院の方が良いと思います。

理由としましては、

・以前のケガの状況を理解している

・治るまで通っていれば、よくなった体のことを見ている

・したがって、今の自分の状況がわかる

という感じになります。

新たに探す場合は、

・治療に不満があった(保険適用だからしぶしぶ行っていた)

・通っていたところに自費の施術が存在しない

○○整体院の○○っていう治療法を体験してみたい

という場合は整体院を探すのも良いと思います。

ただ、メンテナンス用に0から探すより、以前からみてもらっているところで見てもらう方が間違いが少ないと思います。

※ケガ以外の施術は自費になります。ただ、ケガするまで我慢するより早く安く短く済むことが多いと考えていますので、メンテナンスをお勧めします。

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません