以前から感じていたことであったのですが、最近身内であれやこれやがあったので、より明確になった考え方について、形にしていきたいと思います。
よく聞く極論想定
居酒屋やカフェなどで、この手の話が周りの席から聞こえてきたことが何度もあるので、みなさんも聞いたことがあるかもしれませんし、もしくは話し手であったことがあるかもしれません。
「○○(何らかの病気など)になったら、私は延命措置はしない/する」
みたいなあれです。
友人には不思議と一人もいませんでしたが、同業者でもこの話を酒の席でしている人もいました。
基本的にこの手の極論と議論してもいいことがないので、よほど仲が良くても最低たしなめる以上のことはしないのですが、こういうのを意味のあまりない極論想定と言います。
事故みたいなあれは別ですが、病気などであれば、その前の段階がある場合が多いからです。
生きるか死ぬか以外のケースはどうするの?
この手の極論想定によく使われる病気として、ガンがあります。
「がんになったら私は延命措置(もしくは手術)はしない」
みたいなことであるのであれば、そもそも、
ガンは即死ぬものがすべてではない
の前提が抜け落ちている話になります。
とくに初期であれば、ほぼほぼ問題なく寛解することも多いのに、最終段階だけの話をするのは本当に意味がないと思いますよね。
実際はそれを踏まえた話であったり、単なるたわいない話ですよって言われたらそれまでなのですが、医療従事者やその周辺にいる人間が言う話としてはデリカシーにかける内容になります。
そして、そう言う人に、その前段階の準備をしているかと聞いたら、大体準備は出来ていないのです。
では、準備って何でしょうか?
必要な準備
・検査、検診
・保険など
・かかりつけ医の確保
このあたりを済ませておくことが重要かと思います。
とくに医療費は結構かかります(減額制度はありますけれど)。
また、保険系は適用条件で見たほうがいいので、安い一択だと悲しい目に合うことがあります。
定期的に検診や検査をしておくのも非常に重要です。
生き死にのラインに行く前に防げるものもかなりあるので、健康でいる時間が長くいられるようにできるとよいと思います。
投稿者プロフィール

- 4F整骨院 院長
- 4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
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