その時はいたくないけど数日後痛い、それが交通事故

交通事故にあった直後は、ものすごい緊張状態になるため、案外痛くなかったりします。

その後(おおむね数日)、痛みが出てくることも珍しくありません。

なので、痛みがなかったからなんもなし、で済ませていると痛い目を見ることがあります。

という実話の提供が最近あったので、注意喚起も兼ねて記事にしようと思います。

魔性のタクシー

その患者さんは、旅先で事故にあいました。

タクシーで移動中、バックしたところ、後ろの車に逆凸してしまいました。

という話を、その通日後当院でしてくれました。

そして、今までなかった炎症などの急性症状が発生していました。

この原因、事故じゃね?

しかし、この場合は事故かどうかの証明ができません。なぜでしょう?

この時の患者さんの行動

とても急いでいたこと、体感的には時速10キロ程度なこと、その段階で痛くなかったことがあり、そのまま降りて立ち去ってしまったそうです。

その際に領収証ももらっていなかったため、事故にあったかどうかの証明をするのはかなり難しい状態です。

また、もし奇跡的に記憶をたどってタクシー会社に行き着いたとして(もろもろの状況から個人タクシーではないと思います)、事故証明や現場検証のためにまた遠く離れた土地に行かなければいけない可能性もないわけではありません。

もし長期帰化したり、重症だった場合に、事故として処理しておけば・・・というケースも出てくるので、それはリスクとなります。

どうしたらよかったのか

出来たら警察の処理が終わるまでいるのがベストですが、すくなくとも、

・加害者(自分のタクシーの運転手、場合によって派のことがあるので逆凸してしまった車の運転手)と連絡先を交換して、何かあった際に連絡する旨を伝えておくべきです。

タクシーにはドライブレコーダーが搭載されているので、連絡先の問題さえクリアしておけば、その場にいて被害を被ったことの証明をするのはさほど難しくはないでしょう。

そして、数日様子を見て、病院で検査を受けておきましょう。

ちなみに、通常の事故でもそうですが、ひと月とか経過して、

「やっぱり痛いんで事故のせいかと・・・」

と来られても、関係があるという証明が困難のため、事故とは無関係という判断になることが多いです。

事故と証明できない=治療できないではありませんのでそこはご安心ください。

三年ごろしてきなあおりはフェイクですぜ

さすがに減りましたが、かつては交通事故専門をうたう治療院に、

「今は痛くなくても、数年たって痛みが出ることもあります。今のうちに治療しましょう」

みたいな記載が散見されました。

今が痛くなくて、数年後痛くなるのは、常識的に考えて関係ないですよね。

今治療自体は反対しませんが、保険使ったり、人身事故扱いで痛くもないのに治療してたら不正案件です。

何もないのが一番いいですよ!

対策の話をしましたけど、どこもいたくないまま終わるのが一番いいです。

交通事故でけがをした方は、やはり大変な状況になることも少なくないので、そこにかかる時間と手間とお金(示談後に治療が続くケースも多い)を考えると、やはり無事が一番です。

しかし、実際あってしまった場合、不要な負担や後々の手間、それに伴うストレスを回避するために、そのまま帰らない方がよさそうです。

まとめ

ちゃんと連絡先の交換や、現場検証に出ておく

タクシーのレシートは捨てない

無事が一番です

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません