毎日治療しない方がよいという考え方

当院の通院頻度は、一般的な整骨院と比べると多くない部類に入ります。

特殊な施術(矯正、整体や鍼灸)をしているという側面もあるのですが、根底の考え方として、

頻繁に治療しすぎるのはかえってマイナス

というのがあります。

もちろん、急性期のぎっくり腰や、足首の捻挫など、毎日見た方がいいものもありますし、その場合は来てもらってます。

しかし、いつまでも毎日来てもらうというのは、必ずしもプラスにならない、と当院は考えます。

どんな治療もつまるところ外部刺激

どれだけ優しい刺激であっても、外部からの刺激という事には変わりがありません。

頻繁に繰り返しすぎるというのは、多少負担になると考えています。

必ず起こるモチベーションの低下

毎日通院していると、モチベーションは必ず下がります。

毎日最高のモチベーションで通勤、通学をしている人がどれだけいるか考えるとわかりやすいかと思います。

つまり、通院頻度とモチベーションは半比例します。

どういうことかといいますと、最初はよくなりたい一心で頑張って通って・・・となるのですが、回数があまりに頻繁だと、惰性になり、気が付いたらそこに行くのが目的、になってしまう現象です。

そうすると、院内での会話もおかしなことになってきます。

通常の状態

施術者「今日の痛みは昨日と比べてどうですか?」

患者さん「昨日よりここは変わりました。でもここは変わらず痛いです」

通うのが目的の状態

施術者「今日はどうですか痛みは?:

患者さん「変わらないからいつも通りにやって。年だからしょうがないの

みたいな感じの変化は起きてくることがあります。

当院に、毎日毎日通院・・・という方はいませんが、以前勤めていたところや、学生時代に研修していた整骨院では、

悲しいことにそのような会話が勃発していました。

こうなってきてしまうと、治療に来てるのか慰安に来てるのかわからなくなりますし、この状態から毎日来る状態を改善する

のはかなり難しいです。

意識が薄れると、治療効果も下がりがち

あまり治そうという気がなくなってくると、セルフケアもおざなり、節制もしないなど、投げやりになります。

投げやり状態の方だと、なぜか治療効果も下がってくることが、経験則的には多いです。

しかし、なぜ通院頻度が高くなると、モチベーションと治療効果が下がるのでしょうか?

なぜこんなことが起きるのか?

よくなるために来ていたはずなのに、いつの間にか通うことが目的になってしまう、これは悲しいことです。

なぜこんなことが起きるのでしょう?

良くなってないから

一番多いのはこれではないかと思います。

良くなってないから、又はその実感が得られないからモチベーションが下がる、でも他に方法もないので通い続ける・・・みたいな。

良くなってないという事は、間隔をあけてはダメだという心理も働くので、より良くしようと段々毎日のようにきて、そして、それが原因で

どんどん治す為から通うためになっていく、という事があります。

そこに来たいから

一見、そこの整骨院や病院の熱烈なファンだと思うのですが、毎日来ることによって、よくなるという部分が低下するというのは

本末転倒なので、治療は治療でしっかりしたいものです。

よくなった後に、世間話かなんかでしょっちゅう顔を出してくれるのもありがたいですよね。

医療保険は窓口が安いから

医療保険の負の側面といいますか。

主に病院の話になりますが、一回の治療費が安いので、毎日来てもそんなに経済的に負担じゃないので来てしまう、という方が

特に病院にはまだいるようです。

整骨院には今日あまりいない、と思います。

いないと思う根拠として、整骨院において、不自然に回数が多い通院は、保険者が認めないので、今日び重症とか、ケガ初期を

除くと、整骨院に毎日き続けるというのはなかなかないと思います。

そもそも・・・という問題はあるのですが、それはまたの機会に。

まとめ

治療頻度が高すぎるとモチベーションが下がる

モチベーションが下がると治そうという意識が薄れる

意識が薄れると治療効果も下がる

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません