ケガって言うと大概ズレるっぽい

整骨院には健康保険に使用条件があります。

平たく言うと、「一月以内に発生した、原因のハッキリした筋肉や関節の痛み、ケガ」なのですが、

ケガかどうかを患者さんの判断にゆだねた場合、結構な割合でケガをしていないと認識しています。

今日は、実話も込みでどうすべきかを考えたいと思います。

問い合わせをした際に、けが以外保険が使えないと言われた経験のある方にも役に立つ内容です。

施術者が考えるケガ

一般的なケガ、外傷とも言いますけど、それらを示唆する症状があるかでまず判断しています。

コチラの記事がわかりやすかったので一部引用します。

「痛い、腫れる、動かせない」

まず、痛くないケガはあり得ません。

こっている、張っているが保険使えませんよと、真っ当な整骨院に言われるのは、これが根拠となっています。

痛みが無ければケガではないです。

腫れがある場合は、ぎっくり腰や、足をくじいた、突き指など、瞬間的な力で痛めていることが想定されます。

どこかを痛めてしまうと、局所の動きが悪くなります。

他にもチェック項目はあるのですが、大前提としては、

痛いか

腫れてるか

動かせない、又は動きに制限がある

というのが、整骨院側の基本的なケガの定義と言えます。

患者さん側の定義

ケガ=大事ととらえている方が多いように感じます。

骨折脱臼クラスであったり、流血を伴うものはケガという認識で、それ以外に関しては、ケガじゃないと思っている方も結構います。

実際にあった事例

ある日、電話で問い合わせがありました。

患者さん「手首と足が痛いのですが、この場合診てもらえますか?」

当院「はい、見させていただくことは可能です」

患者さん「この場合は健康保険対象になるのでしょうか?」

当院「直接見てからにはなるのですが、原因のはっきりしたおケガであれば、適用対象になります」

患者さん「いや、ケガはしてないです。岩場で転んで手をついていたいだけで」

それ、ケガ!

ちなみに、痛い、腫れている、動かせないを完全制覇していました。

以前の話で、もうよくなっているので顔を合わせた時に笑い話になりますが、

このくらい施術者と利用される方との間には、認識の齟齬があると感じた出来事でした。

整骨院が気を付けたいことまとめ

・患者さんとケガの認識が異なるので、ケガ表現は避けたほうがいいかも

・同様に、こってる、張ってるなどの表現も、認識違いの可能性あり

・まず訴えをしっかり聞いて、症状で判断しましょう

投稿者プロフィール

院長
院長
けやきの森整骨院院長。
身体の動きや機能の話が得意
くせ毛と大柄なのに軽やかに動くからだが特徴。
ズボン破壊魔。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい