当院は外国の方もいらっしゃいます。

外国の方ではないけれど、症状と関係あるのかな?という話をするだけして帰っていく方もたまにいます。
日本語のやり取りが流暢な方もいらっしゃいますし、逆に不自由な方も
いらっしゃいます。
話せるけど聞き取りが難しい方、どちらも苦手な方、聞けるけどいえない方・・・は
いらしたことがありませんが、そういうケースも多いです。

でもって、コミュニケーションが成立しにくい方ほど、悩みが深いケースがあり、

・10年間腰痛で悩んでいる

・25年間右半身の痛みで苦しんでいる

・病院で訴える都度検査をしてもらっているが、異常がなく、脳の錯覚系の痛みと
説明された

等のことが有ったりします。
これらはストーリー的に話してくれるので、こちらが効く体制を取っていると30分くらい話して
くれて理解できるのですが、

どう痛いのか

何が出来て何ができないのか

痛みの推移

等の話のニュアンスがわかりにくく、聞いても向こうも難しい。
当院にこのケースの方が来るときに、

そもそも医療機関でちゃんと話を聞いてくれてないという不満があり、
まず聞いてほしい、というスタンスで、聞いて理解してくれたら

1、治療できるか

2、どんな治療をするのか

3、費用は?

という順で質問してきます。
やはり本当に困っている人は値段ありきで話をしないという証左でしょうか。

そのような次第でして、

聞きながら検査させてくれない

事も多々あるんですよね。
ずーっとしゃべってます。
なんなら祖国の治療家の動画を見せられて、感想を求められるという謎の行事もあります(笑)

もうそうなったらひたすら聞くモードです。
幸いスタッフもおりますので、その間に来た患者さんは診てくれていますし、他のスタッフが超長時間話を聞く展開になっても、せかしたことはありません。
来院されている他の方も、

当院が話も聞かずにいきなり施術を始める事は絶対ない

という点は理解してくれていますし、経験した方も多いですので
「さっさとこっちを見てくれ」
的なことは言われたことはありません。もう徹底的に聞きます。

でもお待たせしてしまった方々、ごめんなさい。

不安な人の話を聞く、という事にどんな患者さんも差はないと考えています。
健康保険で治療している人だろうが、自費の治療をしている人だろうが、
話だけして帰る人であろうが、そこは一緒です。
なんなら、

モンゴルに旅行するときは自分でテント立てて止まったほうが安いから
そうしなさいとだけ言って帰った飛び込みの人
までいます(笑)

話を戻します。いざ話すとなるとやはり言葉の壁は厚いので、
翻訳アプリを使いますが、さすがにニュアンスがどうかはわからないので、
どきどきします(苦笑)
英語、スワヒリ語、ドイツ語、ポルトガル語、どれも対応してるのは
便利ですが・・・細かい所が伝わってるかどうかは不明です。

そうなっていると、細かい事よりも、大まかな部分、

・話の大筋

・誇大広告にならない程度のお話

・実際の治療

の三つのみで勝負することになります。
言葉以外に普段から何を使って皆さんの身体を診ているか、
それが問われることになります。

そういう意味では治療をする人間としての自分の現在地がわかる
出来事なのかもしれません。

いわゆる、うまくやっている人の話で、効率的にやった方が金銭的にも・・・みたいな話も聞きます。

でも、それだったら医療者じゃなくてもいいんじゃないか?と思っている自分もいて、結局このやり方で今まで通してます。

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ