協力し合えない治療院界隈の混沌の一端がほんの少しだけ分かったという話・前編

治療院界隈はヤンキーワールド

治療院界隈は、基本的にどの資格でも、補い合っていけば患者さんのためになると思うのですが、現状その例は少なく、一部のコミュニティを除くと、基本的にはヤンキーワールドです。

この場合のヤンキーワールドとは、

・俺たち最強

・他のやつらちゃんとやってない

・ほかで悪くなった患者さんがうちに来てる

・○○で働いたら最悪だったから○○師(院)は××

という、全体を俯瞰していない体験談ベースの感覚を指します。

なんでヤンキーと呼称してるかというと、SNSで殴り合ってるから。

基本的に実のない殴り合いは意味がないと思っているため、交流のある人が燃えそうなときに水ぶっかけるくらいの対応なのですが、最近ちょっと理由の一端がわかった気がするのでまとめておきたいと思います。

長くなりそうなので前後編の予定

とりあえず整骨院は殴ってもOKな風潮

どの資格の人にも見られる傾向として、整骨院はとりあえず殴ってもOKという風潮があります。

・整骨院は保険を使ってマッサージしかしない

・ほとんどが不正

・受領委任払い制度は害悪

・慢性症状に保険を使っている

・けが以外施術するのは違法

くらいなものが、一般的に多いやーつの印象ですね。

他の国家資格と違って面白いのが、整骨院の文句を言ってる人に整骨院が多い事です。

なんだMか。

とりあえず一個一個のところに事実を足していくと怒った人が続きを読んでくれない気がするので、次に行きます。

 

全ての資格者に誤解されているマッサージ師

↑の保険でマッサージに代表されるように、マッサージ師、及びマッサージはすべての資格者に誤解、ないしは差別されています。

マッサージ師の中には、「整骨院は保険でマッサージして怪しからん」と定期的に書いている人もいますが、これはマッサージ師自身もマッサージをなめているという証拠になるかもしれません。

ここで刺してるマッサージとは、おおむね慰安行為のニュアンスで言われていることが多いため、本来キレるポイントはそこではありません。

なんで(医師含めて)マッサージ=慰安扱いしてんだゴラァ!

が正しい対応です。

整骨院に保険マッサージが~と言っている同業者も説教しておいたほうがいいです。

整骨院側の異論はさておいて、慰安行為と呼称するのが本来の発言意図に遭っていると思います。

特にマッサージ師を持っていない鍼灸師がこの手の発言をすることが散見されますので、部屋の隅でしっかりと問い詰めたほうがいいと思います。

そういえばいつぞやのセミナーで、「鍼灸免許での往診でマッサージしてるのは大丈夫ですか?」と講師に聞いていたマッサージ師を持っていない鍼灸師の彼は元気かな。

柔道整復師をさん付で呼ぶ鍼灸師

といっても50人くらいなのですが、なぜか鍼灸師の方に柔道整復師「さん」と呼ばれる機会が多くありました。

この圧倒的お前ら余所者だ感はいつも恐ろしく、一緒に仕事をしたことある鍼灸師でも、やめてくれませんかと言ってもやめてくれなかったので、圧倒的隔意を感じつつ働いたものです。

今記憶を頼りにカウントしたところ、一緒に働いたことある人で4人ほどさん付でした。

 

永遠にさんとか付けてくるならいっそ様つけて呼びましょうか。

とりあえず整骨院を全力でぶん殴った後に謎のフォローしがち

・整骨院は○○だ!

・柔道整復師は○○が多い!

と、とりあえず整骨院はどれだけ大きなことから小さなことまで一緒くたに一度全体が殴られます

その後、「ちゃんとやってるところはやってるのに」という謎のフォローが入りがちです。

それやるならはなから全体殴らないでほしいのですが、あれ何なんだろう。

そして全体殴る割に数字を出してこないのは卑怯だと思うのです。

圧倒的大多数が○○だから整骨院全体は良くないなら全然わかるのですが、ずるいぞー

施術所あるある:自分の体験で全体語りがち

こういうことを書いている自分を含め、自分の体験で全体を語りがちな傾向があるため、そこに当てはまらない(+当てはまらないとおもっている)人が、一緒にするなで発火、殴り合いのパターンが散見されます。

ネガティブニュースを引用しながら「だから○○師(院)は・・・」というパターンと、釣りアカウントの発言に賛同しながら別資格を叩いてくる人もそうですが、個別例と全体を混同することが多いようです。

鍼灸師と他の治療法の相性は悪め

自分の行っている治療法以外にあまりいい顔をしない人が多いのは鍼灸師というイメージがあります。

上述したように50人くらいの印象なので、強弁はしませんが、割合師匠と弟子でもない限り、鍼灸師が複数いるとあまり相乗効果がないなというのは実感としてあります。

なので、自分の施術以外の、総論的な知識を発信している鍼灸師は貴重ですし、そう言う人がいたらどんどん紹介していますが、その人に丸投げしておかないとまずい感は常にあります。

これは一緒に働いたことのある人も、そうでない人も同様な感想を持っています。

特に整骨院向けが多いのはなぜだろう

この疑問が長年解消しませんでした。

特に療養費関係のなんやかんやは、発言者にいずれブーメランする可能性が高い(特にあはきで受領委任払いが導入されたためなおさらです。とくにあはきの健康保険は慢性症状ベースなので、より深刻な問題がおこる可能性もあるのですが)のにもかかわらず、整骨院が主にヘイトを集め、巻き添えでマッサージというものの価値が棄損されている現象の意味が全く分からなかったのです。

 

で、昨日ふと腑に落ちたのですが、

そもそも整骨院にマッサージ師や鍼灸師がいることはあっても、その逆はない

ということです。

それはそうですよね。

柔道整復師が鍼灸院行っても鍼打てないし、マッサージ院に行ってもマッサージできないので。

整骨院であれば、逆に鍼灸師やマッサージ師に働いていただくことは、自分たちにも患者さん的にもメリットが大きいです。

ケガとしては治っていてもそれ以外の不調症状や、交通事故の後遺障害後の施術として、鍼灸の方が有用なケースは多いですし、大病の後の機能訓練や、年配の方のけがではない症状の対応にはマッサージ師の力は欠かせません。

グループ院時代の上司がマッサージ師を持っていたこともあって、それらが力を合わせた時の対応力は身をもって知っています。

これがすべてとはもちろん言えませんが、他資格+雇用者というのはヘイトをためやすい状況です。

その時に体験した物事が全体への印象に昇華された人が一定数いるのかなというのがとりあえずの推測になります。

それでも違和感は残ります。

解消されない違和感

(主な標的)整骨院は○○だ!(言い切った後)でもちゃんとやってる人はいる(頼むから数字出して!)

って言う論法は完全に卑怯なのですが、ここでまた違和感が出てきます。

ちゃんとやっているが謎のフォローないしは社交辞令ではない場合、そもそも何で殴り合っているのだろう?ということです。

○○なところが体験談だとして、ちゃんとやってる人もいるというのも実感だとしましょう。

不公平には変わりがないですが、

何に対してそんなに怒ってるのか?

という疑問点が残ります。

全体の印象をデータも出さずに決めてしまうのは、差別的な思想がないのであれば怒り系の感情の発露は含まれていると思われます。

ちゃんとやってると言う人を巻き添えにしてまで全体に何かをかぶせてくるのは何なのか、そしてやり玉にあがりやすい整骨院はなぜ同業からもめった刺しに遭っているのか、それを後編で考察したいと思います。

まとめ

とにかく全員マッサージ師には土下座

 

投稿者プロフィール

院長
院長4F整骨院 院長
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
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