医師もそうですが、整骨院も、2年に1度料金改定があります。

一昨日その検討委員会が開かれ、今回は広告に関する話し合いがもたれました。

PDFがこちら

来月から、医師のほうでは広告規制がかかり、ビフォーアフターや、患者の感想が原則禁止になります。

※副作用の記載などを条件に掲載可能

それについて、整骨院も考えたほうがいいと思われると記事を書いたのですが、

【患者の感想】記事の記載に、整骨院の文字はないけどアレとアレが駄目な理由【ビフォーアフター】

どうやら整骨院も入ってくる流れになりそうです。

整骨院をご利用の皆様は、一見整骨院のサイトが変わったところが多いなと思う方が今後出てくるかもしれません。

それについては、今までが変だったんだなと思っておけば問題ありません。

今回も別に、法律が変わったわけではないので、むしろ整骨院の実態が正確に伝わりやすくなるいい傾向かと考えます。

今話し合っている内容

傍聴していたわけではないので、PDFベースの考察になりますが、

今までは、ウェブサイトについて、罰則規定がなく、広告扱いになっていなかったので、

ある意味整骨院、整体院は何を出してもよい状況でした。

注:内容によっては景品表示法には抵触しますけど。

それを見直して、ガイドラインを策定、そこに違反したものは罰則の規定を設ける、という方向のようです。

おそらく規制がかかるであろうもの

おそらく規制がかかるものを推測してみました。

①誇大広告

・〇万人の治療実績

・改善率○○%

・地域ナンバーワン

・根本から改善

など、証明が難しいパワーワードを並べることによって、利用しようと検索する皆様に、

「ここは90%が改善するすごいところだ!」

「地域ナンバーワンのすごいところだ!」

「〇万人も治療してきたんだ!」

などと、ポジティブな先入観を与えて、実際は必ずしもそうでもないのにそういうイメージを抱かせる広告を指します。

②虚偽

いわゆる嘘。

・診断ができる

・交通事故の交渉ができる

などが該当するでしょうか。

③優良誤認

①と重なる部分が多いのですが、他と比べて優れているような印象を与えかねない(実際には証明が難しい)広告

一部重複記載します。

・地域NO,1

・芸能人が通う

・アスリートが通う

・○○からの推薦

・改善率〇〇%以上

などが該当します。

④本来記載するべきではない文言

サイトは広告規制の対象外であったものの、もともとの法律で記載すべきではないものが存在します。

改善率〇%などもそうっちゃそうなんですが・・・

・健康保険の料金を乗せる(ほかに載せてる医療機関はありません)

ちなみに、健康保険の料金で、学生だけ料金を変える、いわゆる学割は完全に違法です。

・交通事故関連の行き過ぎた記載などなど

→これはこちら参照でよいかと。

交通事故に遭って整骨院に通うときの絶対事項と、通院のメリット、デメリットを、整骨院の現場から伝えてみます

広告の話し合いで、整骨院が受けるメリット

ガイドラインができるということは、やっていいことと悪いことが明文化されます。

となると、条件が一定になるので、競争という意味では公平になるのではないでしょうか。

今までは、できるだけルールを守ろうという人ほど地味に、誠実にやっている傍らで、

とりあえずこさせたもん勝ちという変なコンサルに騙されてしまった方々が、嘘や誇大広告、過剰表現を繰り返し、

病院の悪口を書くところまで出現している有様です。

自分の所のために、ほかの悪口を言って回る業界に未来はありませんので、ルールを統一して仕切り直しをするのは、

よい作用であると考えます。

罰則規定ちゃんとしないと、無視するところが出てきかねない(コンサルがあおる)ので、そこはしっかり

規定するとよいと考えます。

その内容によっては、このサイトもいろいろ変更することが出てくると思いますが、しっかり対応する所存です。

広告を規制したりガイドラインを策定したときに、整骨院が受けるデメリット

一時的に、無資格施術を行うところに比べて、広告関係が弱くなることが予想されます。

現状、医療機関、リラクゼーション業以外のサロン、整体は法規定での拘束がないので、景品表示法以外の

違反で取り締まることが難しいです。

そのため、

病院で改善率を書かないのは治せないから

みたいな嘘を流す恐れもあれます。

しかし、それはそれでよいかもしれません。

個人的な感想と展望

いずれ整体院やサロンにもルールが策定されるでしょうが、

ルールを守るのが医療従事者

という認知が世の中に広がれば、むしろその違いはプラスに働くのではないでしょうか?

中期的にはいいことだと思います。

特に、大先輩の世代の方々は、国家資格化する前に免許を取っていらっしゃるので、法制度やルールについて

あまり詳しくない方も多いです。

ガイドラインの策定と同時に、世代間の理解度の差を埋められたら、全体的な信頼の獲得に向けた行動も可能になりますし、

よいのでは、というのが個人的な見解です。

ただ、懸念も2個ほどあり、

1、ガイドラインができるまでの期間にコンサルにあおられた方が、無茶苦茶やる懸念

2、自分たちでは患者の声とか載せられなくなったから口コミサイトに命を懸ける

→ステマ続出

みたいなことにならなければよいなと。

まとめ

整骨院もうウェブ規制の対象になるっぽい

全体的には歓迎してよいと思う

ルールがそろえば、患者さんも混乱しにくくなるかな

 

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません