1、交通事故=自賠責保険ではない

2、交通事故の患者さんの治療費は0ではない

3、治療院に相手方と交渉する権利はない

4、病院か治療院かの二択の場合、必ず病院が優先である

5、治るまで損保会社が無限に面倒見てくれるとは限らない

控えめに言って、これらが一つでもわからない治療院は、交通事故の取り扱いやめたほうがいいと思います。

患者さんに不利益が生じる可能性が高いです。

逆に、このような治療院に交通事故で通っている方は、転院をお勧めします。

なぜ不利益が生じるのでしょうか?今日はそんな話です。

1、交通事故=自賠責保険ではない

交通事故=自賠責保険ではありません。

そう、保険なので、適用条件があります。傷害保険や健康保険と同じく、条件を満たしていなければ使用できません。

適用条件としては、ざっくり、

・対人の事故である(自損事故ではない)

・相手が逃げて連絡不能な状況ではない

・相手方に5%以上過失がある

・任意保険に加入している

これらに当てはまっている時には自賠責保険の適用になりますが、それ以外の場合は使用不可です。

また、健康保険を使うケース、労災のケースもあります。

私はセミナー講師ではないのでそのあたりの話は割愛します。

 

2、交通事故の患者さんの治療費は0円ではない

過失が少しでもあれば、最終的に治療費は発生します。

患者さんの過失が少しでもあれば治療をしないというポリシーでもない限りは嘘になってしまいます。

たまに、「じゃあ窓口0円はどうですか?」って聞かれるんですけど、

僕セミナー講師じゃないぞ(笑)

ドラゴンボールで言えば、最低限スーパーサイヤ人クラス以上じゃないと講師しちゃダメだとおもうのですが、

チャパ王と何とか戦えるレベルの話しかできないので、人に教えるのは無理かなあと思います。

逆説的に、

チャパ王以下は交通事故取り扱いしちゃダメ

っていうことでいいですかね?

お金をとるセミナーでチャパ王以下のものに何回か参加したことがごにょごにょ

話が脱線したので戻す。

窓口0円と書いたところで、

※過失割合によっては示談後に過失相殺があり、そこから治療費が相殺されることがございますので、治療費自体が0円ということではありませんのでご了承ください

って文章つけなきゃいけなくなるので表記しないほうがよくないです?

 

3、治療院に相手方と交渉する権利はない

たまーに、相手方と交渉しますって書いちゃってるところがありますけど(最近さすがに減りましたね)、

弁護士じゃないなら交渉できないっす

したがって、交渉するって書いている場合は、弁護士じゃないとアウトです。

行政書士もダメなので、できるかのような表記もダメですよー

交渉する権利はないので、あーだこーだ相手方から言われても、こちらでできるアクションは限られてきます。

それを念頭に入れて、どう環境を作るかっていうのは、治療院のお仕事の一つです。

もしくは弁護士になりましょう。

 

4、病院か治療院かの二択の場合、必ず病院が優先である

これは絶対です。

診断ができるのが医師しかいないので、どちらかしか通えないなら病院一択です。

治療院、特に整骨院は併用で使うべきで、その際にはかなり有用だと思います。

交通事故を整骨院だけで施術するのはいいことないが、医師の補助としては非常に有効だと思う。

もしくは医者になりましょう。

 

5、治るまで損保会社が無限に面倒見てくれるとは限らない

治るまで治療をしましょう、その権利が被害者の皆さんにはあります

的な表記が悪目立ちする昨今です。

もちろん、それを目指して一生懸命施術を日々している治療院がほとんどだと思いますが、通常のけがと、交通事故は物理的な条件が異なるため、完治までは・・・というケースもままあります。

そのあとももちろん治療は続きますが、相手方が保証する期間には一定の線引きがあります。

それが何か・・・というところがわかっていると、嘘のあおりは良くないっていうことが理解できると思います。

 

5つのどれかができてない、そもそも意味が分からないという人は

こちらをお勧めします。

勉強会情報

参加された人以外はまたここかーって言われそうですけど、これ系の勉強会って、第2第3のおすすめになかなか当たらないんですよね。

同業者で行政書士を持ってるという触れ込みの方のセミナーに行っても、簡単な質問に回答してもらえなかったり、独立前に元会社に営業に来た士業の方も、チャパ王クラスの私に回答できるレベルの質問を投げかけてきて、答えられなかったところでかますスタイルだったので、大滑りしてお帰りになったりとか、なかなかな体たらくでした。

変なところや人を紹介するのって、SNSが発達した現代ではマイナスにしか働かないので、お勧めするとしたらこちら一択になっちゃいます。

まとめ

交渉したいなら弁護士になろう

診断したいなら医師になろう

何言ってるかわかんなかった人はちゃんとした勉強会に出よう

どれも嫌なら交通事故の扱いはやめておこう

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ