治療院界隈は環境認識と、現状の実務と、自分の思想は分けるべきだよ

仕事をしていくうえで必要なことは、人間性とかそういうのは置いておいて

1現環境をしっかり認識する

2現状の実務に従事する

3そのうえで自分の思いを表現、実現する

これが必須項目だと思います。番号順に重要です。

しかし治療院界隈は、3が圧倒的に優先傾向にあり、

4、自分が不満があれば、現環境は否定する

という感じを強く受けます。

これは非常にもったいない、そんな話です。

現環境認識があやふや

例えば、整骨院には健康保険という、ときには便利、時には厄介なものがついて回ります。

この便利だったり厄介だったりするものは、整骨院側だけでなく、患者さん側もそうなんですが、

ルールを正確に把握している人が少ない

という大きな問題点があります。

どういうことかというと、健康保険に関する知識とイメージがごっちゃになってしまっているのです。

健康保険についての整骨院のルール

とりあえず事実だけ書いておくと、

・健康保険には適用症状がある

・健康保険には発動条件がある

・健康保険には二つの仕組みがある

・自費専門の整骨院は実は存在しない

という4つのものがあります。

この中で、認知されているものと、認知されていないものを分けてみます。

患者さん側と、整骨院側両方で書き出してみましょう

・健康保険には適用症状がある・・・整骨院側は認知がある、リテラシーの高い患者さんは認知がある

・健康保険には発動条件がある・・・どちらも認知が少ない

・健康保険には二つの仕組みがある・・・整骨院側にやや認知があるが性格ではない、患者さんには認知が不十分

・自費専門の整骨院は実は存在しない・・・どちらにも認知が少ない

という感じです。

患者さんの方には認知が少ない事柄も多いですが、整骨院側にも認知が少ない部分が割とありますよね。

これはなかなかに問題だと感じています。

とりあえず不正うんぬんは話が進まないので今回は割愛します。

 

健康保険には適用症状がある

慢性、仕事中のものを除く筋肉や関節、骨のけが、原因の明確な痛み(ここの議論は割愛します)

が、健康保険の適用症状に対して患者さんは(特に年配の方は)認知が乏しいと言えます。

整骨院側にも認知が不足している側面は否定できません。ではどの層が認知が少ないかというと、ベテランの方々でしょう。

つまり、適用症状についてアバウトな時代があったと言えます。

現代の学生レベルになると、この辺は常識レベルなので問題はないと思います。

※釣りアカウントは除く

 

健康保険には発動条件がある

症状とは別に(厳密には包括しますが)、健康保険には発動条件があります。

これはすべて満たしていないといけません。

1、患者さんが健康保険を使いたいと意思表示をする(償還払いの場合は時間軸が後でもよい)

2、整骨院側が適用症状かの判断をする

3、患者さんが手続きの選択をする(償還払いか受領委任払いかを選択する)

4、受領委任払いの場合は療養費支給申請書に患者さんが署名をする

 

読めば普通にわかると思いますが、

患者さんの意思表示に整骨院が従う

のが健康保険についての本来の流れです。

ただし適用症状があるので、そこを満たしているかの判断は整骨院側がします。

また、その判断が誤っていた場合、税金が変な使われ方をしてしまうため、保険組合でもチェックをします。

基本的には整骨院も保険組合も現場猫ではないので、ちゃんと機能していれば適正に処理されます。

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発動条件に関しては、整骨院、患者さんサイドどちらにも認知が薄い状況だと思われます。

適用症状の理解が薄い患者さんだと、なんでも保険使えるんだと言われたりします。

予防とかもそうですね。

現状、このように正しい対応をしてる整骨院側にストレスがかかっております。

残念です。

 

健康保険には二つの仕組みがある

受領委任払いと償還払いという二つの仕組みがあります。

受領委任払い・・・患者さんの代わりに整骨院が健康保険の費用のあれこれを申請する

償還払い・・・患者さんが10割負担した後、自分で費用を申請、審査の後で7割から9割還付される(なお、自費料金は一緒にもらっても問題がない)

です。

初期の窓口負担は前者の方が安く済みますが実質負担はどちらも同じです。

また、受領委任払いは所定の手続きをしている整骨院でしか行うことが出来ません。

また、その際に受領委任払いを選択する権利は患者さんにあります。

受領委任払い悪者説を唱える人は治療院界隈にもいますが、鍼灸マッサージでも近年採用されたことに対してはなぜかノーコメントなところに萌えを感じます。

 

自費専門の整骨院は実は存在しない

整骨院、接骨院、ほねつぎの看板を出している限り、必ず健康保険は付いて回ります。鍼灸やマッサージも同様です。

整骨院、接骨院、ほねつぎの看板を出している限り、必ず健康保険は付いて回ります。鍼灸やマッサージも同様です。

整骨院、接骨院、ほねつぎの看板を出している限り、必ず健康保険は付いて回ります。鍼灸やマッサージも同様です。

とりあえず兵力の集中運用が肝要とヤン元帥が言っていた気がするので、三連斉射してみました。

たまに自費専門の整骨院みたいな感じのところもありますが、厳密に言えば、ほとんどが

受領委任払いを行っていない整骨院(など)

という解釈が正解になります。

自費のみでやりたい場合、民間療法院を開業するしかないのですが、その場合もリスクがあるのであまりお勧めしません。

特に鍼灸師は鍼灸使用不能になります。

あれ、自費移行なんとかって実はこれ分かっていってるか知らないかで悪質かわかるな

ここまでが環境認識になります。

それを含めて実務です。

 

実務は、我(現環境)に従え!

たとえば、今後ルールが変わりそうな場合も含めてですが、それは施工後の話ですので、現状のルールには従う必要があります。

患者さんがとりあえず保険証を出してきても、適用症状かの判断が終わるまではその確認(検査など)をするのは義務です。

また、現環境という意味で言うと、診断権の領域も冒すことは出来ません。

志高い発信をされている方に多いのですが、なぜか現環境下で認められてないエコーの使用について書いている方が散見されます。

だめよ。

整骨院で現在ダメなエコーを使って患者さんに話したい衝動を満たす使い方を考察
エコーを導入している整骨院や、エコーを広めている方はそれなりにいらっしゃるようです。 エコー自体は素晴らしいものだと思いますし、ケガを見るうえであったらいいなのツールの一つかもしれませんが、 医師の診断領域 と...

無理やりやっておいて、既成事実を作るやり方は輩のやり口です。

どんなにいいものでも、後ろ指をさされる行為は、後で必ず反動が来ます。

そこを常に懸念してるのですが、環境認識などの部分で十分でないからやってるのかなーと今は思っています。

 

そのうえで自分の思いを表現、実現する

上記のことがすべて理解できたうえで、現環境で実務をルールにのっとってやったうえで、主張はしていきましょう。

現環境のルールを守らない、理解が乏しい状況であれがだめだ、これはだめだ、こうしようというのはこどもの理屈です。

良い大人なんですから、ちゃんとしましょう。

ちゃんとしないであれがーとか言ってると世の中と後輩から失笑を浴びますよ。

 

非常にもったいない今の流れ

これがだめだ系の投稿されてる方は、正義の心をもってやられてる人がほとんどだと思います(ダガー系は性癖なのでのぞく)。

ただ、現環境は法改正などが行われていないため、見直し議論は別として、現状のルールを守っていないのであれば、ただの文句にしかなりません。

なんなら、「暇だからひがんでる」的なことを言われてる人すらいるので、もったいないですよね。

そこを整理しないので話がかみ合わなくて、余計カッカすることもあるでしょうし、謎に争いも生まれます。

今の界隈をよくしたい人が発信しているのであれば、基本は同志です。角突き合わせる必要もないです。

ちなみに、一個だけ不正関係の根本的な齟齬について言及して終わりたいと思います。

多分、あなた方が正義の怒りをぶつけたい一部の人たちはですね・・・

リテラシー氷点下なのでそもそもこういう発信見ない

と思います。

なので、証拠持ってるなら通報以外の方法はすべて無駄だと思います・・・

 

まとめ

ルールはルール。今は今の理に従おう

議論してる間はルール守らないのであればここは法治国家ではない

頑張りましょう

投稿者プロフィール

院長
院長4F整骨院 院長
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
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