整骨院を疲弊させる、「保険か自費か問題」

病院程健康保険の裁量が少ない整骨院にとって、保険が使えるんですか系の問い合わせが続くというのは、結構辛かったりします。

これはまじめな整骨院であればあるほどそうで、ルールなんて知ったこっちゃないぜヒャッハー!な整骨院を除くと、結構辛いテーマだったりします。

・一月以内に発生した筋肉、関節の問題以外保険は使えません

・肩こりに保険は効きません

・この症状は自費になります

こんなやり取りが定期的に行われるたび、精神的な疲労を覚えるのは事実です。

でも、そんなことより大事な事があるのではないか?というのが今日のテーマになります。

保険かどうかを最初に持ってくるからややこしい

問題の本質は恐らく、「保険かどうかが念頭に会って話をしてしまっている」ことのような気がします。

もはやアレルギー反応や、条件反射の域です。

たま~~にやってしまうので気持ちはよくわかります。

でも実際問題、患者さんからすればイミフな争点ではないかと最近は考えています。

保険が使えるかどうかは、我々が評価した後に確定する話です。

実際はもっと大事な事が先に来ます。

整骨院が考えるべき優先順位

保険かどうかは結構後の方でいいと思っています。

そう、よく考えたら、保険を使うだけなら病院最強!って多くの人は知っています。

優先順位は、

1、来た人の悩みは何か

2、それはここで解決できるか

3、その為の方法は何か

4、保険か自費か

っていうくらいのものではないでしょうか?

優先順位別に解説してみましょう。

来た人の悩みは何か

痛いのか、疲れているのか、張っているのか、こっているのか、その他の不調なのか。

これが最も考えるべきことでしょう。

さすがに、世の中への愛を伝えたいとか、モンゴル旅行は天と自分で立てると安い事を知ってほしいとか、

転んで大流血したものは心療内科で治るか聞きたい等の、特殊例は除きます(実話)。

その悩みはここで解決できるか

解決できるかがとても大事なので、ここがテーマになります。

自分のところでダメそうであれば、専門医に勧めるべきですし、本来は、近くに頼れる同業が居れば、そこで

患者さんを紹介していくのもいいと思うのです。

何も自分が整骨院代表だと思わなくていいと思います。

なので、

・検査が必要だと感じたら病院へ

・近くの仲間が適切だと思えば同業へ紹介

・その他の悩みがあるなら解決できそうな人へ

という事は常に頭に入れて、やるべきだと考えますし、そのように対応しているつもりです。

「保険以外はみてもらう気が全くないから、まずそれを教えて!」と言われたりすることもありますけどね( ;∀;)

その為の方法は何か

自分たちの持っている知識や技術で解決できそうであれば、その方法をお伝えしていきます。

当院であれば、祈祷は出来ませんが、鍼灸なり整体なり、筋肉や関節、鍼であれば神経に関与する医療行為がメインになります。

ここに関しては、院ごとに特徴があるので、そういう意味では本当に横ネットワークができるといいんですけどね・・・

保険か自費か

1、悩みを聞き

2、自分たちで対応できるかを精査し

3、手段としての施術を提案して

そして、それが健康保険かどうかが最後に出てきます。

そう、手段がないのに保険かどうかにこだわっても、問題はあまり解決しないのです。

話を聞いて、検査しないと、そこはわかりませんからね。

もちろん、ここで「保険じゃないと・・・」という方もいると思います。

保険じゃないと通えないと言われた時の当院の対応

1、保険を使うのが目的なら病院でお願いします(けがじゃない場合)

2、しかし、ケガじゃないという事は、局所治療では効果が出ないことも結構あります

3、なので、病院で局所治療をまず受けてもらって、それで難しい所をこちらでやるのはどうでしょう

が、話を聞いてくれる方への対応で、

保険以外認めない方には、

病院でお願いします

となってしまいますね^^;

でも、それまでのチェックは一生懸命やってますよ!

 

まとめ

保険か自費かは後回し、先ずは患者さんを診ています

ここで対応できるかの方がよほど大事

後は制度や予算と相談

 

投稿者プロフィール

院長
院長
けやきの森整骨院院長。
身体の動きや機能の話が得意
くせ毛と大柄なのに軽やかに動くからだが特徴。
ズボン破壊魔。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい