色んな記事を書いたり、整骨院のサイトやSNSを眺めたりしていて感じるのは、整骨院サイドの人の、

怒りと嘆き

の大きさだったりします。

※ヒャッハー系の人、コンサルに騙されてる人、騙して儲けたい人は除く

今日はそんな整骨院の中の人たちの怒りと嘆きについてまとめてみたいと思います。

・何でも保険使えます

・安くやるんでたくさん来てください

みたいなことをやらないで、真面目※にやっている人たちが何を考えているかが、皆様に伝われば幸いです。

怒りと嘆き、後必要なのは反省

抱えている怒りと嘆きは、もっともなものもあり、少し違うかなと思うものもあり、また、それはそれとして反省が必要なこともあります。

嘆きシリーズ1、健康保険問題

「真面目な」整骨院の人間が抱えている嘆きはこういうものが多いようです。

何でも保険が使えるわけではない

医療機関=病院と同じ感覚で来る肩が多い=病院は大体保険が使える

の法則により、特に年配の方ほど、整骨院が何でも保険が使える場所だという誤解が依然強くあります。

ここで、違いますと言って変な風評をまかれたくないという心理が働いて保険を使う手続きをしてしまう事を、いわゆる不正請求と言います。

ただ、健康保険じゃないならいやだ!という方もいらっしゃいますので、この段階で患者さんが帰ることもあります。

ここで問題は、この認識をすべての整骨院が持っていないことです。

こういうのが一番困る

A整骨院に肩こりを保険で診てくれという人がいました。

勿論、肩こり以外の症状がある場合もあるので、A整骨院の先生は一生懸命検査します。

たぶんここを治療するといいという部分を見つけてそれを説明、ただし健康保険は使えないと言った瞬間に患者さんが怒り出し帰ってしまいます。

そして、100メートル先のB整骨院に行きました。

なんとそこでは肩こりで保険が使えて患者さん大満足!

そしてA整骨院に対する悪口大会の勃発!

A整骨院は涙で枕を濡らすのでした。

B整骨院の憂鬱

ぱっと見B整骨院は大成功です。

患者さんも喜んでくれて、患者さんの家族やコミュニティでは近隣のA整骨院の評判までなぜか落ちてます。

これぞ1石をもって2鳥を落とす極意なり・・・とうそぶくのもつかの間、それはそれで問題が発生します。

肩こり保険大会の開催

一人肩こりで保険が使えたという事は、その人の紹介で肩こりの人が来ます。

後には引けません。もうやっちゃいました。

かくして本来保険が使えない患者さん大集結です。

運がいい人はこのままそこそこお金も入るかもしれません(整骨院の医療費は微々たるもんですが)。

しかし、問題はそれだけではないのです。

保険とは 必ず通る わけでなし

保険を取り扱って、全て通るかと言えばそうではありません。きょうび世の中はそこまで甘くないのです。

審査の末、それなりに帰ってきます。

だって肩こりだし

で、通常であれば、患者さんに差額を請求するのですが、出来ると言って人を集めた手前、言い出せず単なる7割引きセールを開催しただけと

実際、知識系の勉強会でそんなトンパチな先生に会ったことはありませんが、技術系の勉強会だと、これを白状した先生を何人も知っています。

なんなら、こういう事やっておきながら整体院を名乗って整骨院をDISってる先生も半ダースくらい知っています(笑)

そして指導なり逮捕なり

こういうことが重なっていくと、当然通報されるリスクも高まります。

悪質なものでは逮捕されますし、厚生局の指導が入れば、今まで不正に請求していた分は返金を余儀なくされることもあります。

肩こりで保険請求をしてしまった自業自得とも言えますが、風評被害を恐れての行動の場合もあります。もちろん悪い事ですが・・・

ちゃんとしたらなじられ、悪い事をしたら捕まる

八方ふさがり!

という悩みを、整骨院で持っている人が意外といますので、肩こりで健康保険使えなくても、風評被害をまき散らさないでいただけると幸いです。

気が付いたら、悪いことしている整骨院の逮捕までのチキンレースとならないように・・・

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません