当院の施術を受けた方にお願いしたいことがあります。
それは、
痛い、辛い所をいじらないこと
です。
なぜダメなのでしょうか?
というお話です。
他の治療院でもいじらないように言われている人にも参考になるかもしれません。
体に合わせた施術をしているんですぜ
当院の施術は、皆様の身体の状態をみて、どういうアプローチをするか決めていきます。
同じ技術を使っていても、細かい部分ややる順番などに影響が出てきます。
同じ腰が痛い場合でも、どこにアプローチするか、どれだけアプローチするかは変わります。
右と左、その周辺を機械的に施術することは原則ないです。
なので、ここはこのへん、あそこはこのへんみたいな塩梅で仕上げていることが多い為、それ以上の刺激が負担になることがあります。
矯正と鍼を同じ日に行わないのはこのためです。
それをいじってしまうとどうなるでしょうか?
施術のバランスが崩れてしまう事があります。
いじって起こる悪い事とは?
・かえってだるくなる
・いじった部分が硬くなる
・治療効果がよくわからなくなる
等のマイナス面を訴える人が多いです。
「なんかあんま変わらない」という人の身体を診ると、いじった後が・・・
みたいなことも多いです。
あまりいいことは起きていないようです(当院調べ)ので、やらない方が得策かと思われます。
でも辛いんだよ
仰ることはとてもよくわかります。
確かにつらいからいらしている、その通りです。
上で書いていることは、「辛い中でやったら悪くなる可能性が高い事」です。
辛いからついいじってしまう、その労力を使って、身体を良くすることをしてもらえれば良いのです。
ではどうするのさ
セルフケアとして、エクササイズや体操をします。
その方が施術効果も長持ちしますし、マイナス作用もあまり出ません。
という事でお勧めはセルフケアや体操になるのですが、どうしてもいじりたい!むしろ悪くなってもいいからいじりたい!
という方が万が一いらっしゃるかもしれません。
そこは本当に申し訳ありませんが、あえて体を悪くする提案は当院では出来かねます、自己責任の範疇でお願いします。
賛成は致しかねますが・・・
投稿者プロフィール

- けやきの森整骨院 代表
-
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません
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