「無資格マッサージ」なんてこの世に存在しないんだゾ!

週刊誌の適当記事で起こっている有資格者の皆さんがいらっしゃる中、まず一番大事なことを世の中に訴えていこうと思います。

タイトルの通りです。無資格マッサージなんてものは存在しません。

マッサージとは

れっきとした国家資格です。

あん摩マッサージ指圧師といいます。

実際はあん摩が放送禁止用語に該当するため、メディアではマッサージ師として紹介されることが多いですね。

テレビで手技をなんやかんややる人はひっくるめてマッサージ呼ばわりされることがあり、演者も積極的に否定しないため、マッサージがわけわからなくなっているのではと推察されます。

ただ、以前よりテレビを見る人が減ってきているために、以前ほど若年層では誤解がなくなってきているようには思います。

ではなぜ誤解されるかといいますと

  • 法律上の正式名称は「あん摩マツサージ指圧師(一般的な読み名は『マッサージ師』)」である。

  • 「あん摩マッサージ指圧師名簿」とは厚生労働省に備えられている国家資格者名簿で、医師でいうところの「医籍」に相当する(第3条の2)。

  • 業としての内容はあん摩マッサージ指圧の各手技(なでる・押す・揉む・叩くあらゆる行為)を用いて人体の変調を改善する施術者である。基本的に器具は使用しない。器具を用いた施術を教えている専門学校もなく、養成所での教育内容を定める法律等でも器具を使う施術は想定していない。

wikipediaより。

手技療法全般をマッサージとよみとれるものの、実際に厚労省の見解では、マッサージ師が行う手技をマッサージと定義しているため、マッサージ師が行わないものはマッサージではない別物、というハイパー謎スペースが生まれているからです。

この辺りはちゃんと電凸しています。

・リラクゼーションとの境目は、痛みを伴う事をしていいかどうかで
分けている

・整骨院や、作業療法士、鍼灸師などに関しては、資格ごとに目的が
あると思うので、その目的を達成するための手段として、途中に
マッサージと同様な手技を用いても問題ないと考えている

・しかし、「マッサージ」という文言を使った場合、それはマッサージ師の
職分を犯すと認識しているので、使ってはならない

という感じで回答貰ってます。

記事にもしています、こちら

マッサージって何か、厚生労働省に確認してみたよ
先日マッサージ機について、厚労省に電凸してたのですが、 医療機器の販売員がマッサージ機は医療機器ではないと言い出したので厚生労働省に電凸してみた その際に職員が適当に口を滑らせていたので色々確認してみました。 そもそも...

なんとなくマッサージはマッサージ師だけってことがイメージできたかと思います。

では記事をもう少し見てみよう

 

7月中旬、フリーアナウンサーの生島ヒロシさんが都内で「おなかをへこませるマッサージ」を受け、肋骨(ろっこつ)を2本骨折したというニュースが話題になった。生島さんは空手の有段者で、4年前にはライザップで肉体改造にも成功したほどの健康体。人生初の骨折がマッサージによるものだったため、世間から驚きの声が上がった。

だが、生島さんの事故は何もレアケースではない! 近年、無資格者マッサージによる事故が急増しているのだ。

で、この部分なんですが、無資格者マッサージによる事故というのはありません。

無資格者はマッサージできないので

この場合もし問題になるとしたら、「おなかをへこませるマッサージ」という看板を当該施術所が出していたのかどうか、当該施術所がマッサージ師が在籍していたのか、マッサージという屋号はあったのか、あたりになりますか。

マッサージ師であったのならば医療事故の範囲になりますし、そうでないのであれば名称を偽ったという部分で当該施術所、施術者の責任は大でしょう。

ただ、無資格の場合はマッサージは法的に成立しないため、無資格施術ではあっても無資格マッサージではありません

結論

マッサージが名称使えないんだから無資格マッサージなんて存在しない。

言葉遊びじゃないんですよ、これほんとに大事な概念ですよ。

ここからかなり大事なことを言います、多分

この手の議論は患者さん軽視になりがち

マッサージは~

国家資格が~

これはすべて事実です。正論でもあります。私も使います。

しかし、ここで話を終わらせてしまうのであれば、患者さん的にはどうでしょう?

元々知っている人には常識の話だし

知らない人にとってはじゃあどうすんのさって話だし

なんか言われてるところのファンの患者さんにとっては悪口マンに写る

これらを念頭に入れた発信をするべきではないでしょうか。

しかし、無資格類似施術は危険なこともあります。

さて、どうしたものか。

・整骨院や、作業療法士、鍼灸師などに関しては、資格ごとに目的が
あると思うので、その目的を達成するための手段として、途中に
マッサージと同様な手技を用いても問題ないと考えている

という厚生労働省の見解をもとに考えると、医療系国家資格者が、個々の目的達成のための手段として、マッサージ類似手技を用いるのは問題ないということをすでに言われているので(事実に対してそんなことないとか言われても対応しかねます)、国家資格者の定義としては十分なのですが、民間資格は、被害が出ない限り規制がかからない、ただし患者さん的には良くなるなら実質どうでもいい、役に立たないなら国家資格とか言われてもホワイダニットという状況です。

国家資格者が少し歩み寄って、ルール整備(押さえつけるものではない)をする

整体を国家資格化する

代わりに禁則事項をしっかり備え付ける

あたりがいいと思われます。

これらの措置は、開業県のない国家資格、特に整体師を名乗って開業している理学療法士にとってもメリットが大きい気がします。

私が偉い人なら、世間に浸透している整体という概念は確実に取りに行きたいですが、患者さんのためになるならだれがやってもいいです。

こんなところでオーバーします

投稿者プロフィール

院長
院長4F整骨院 院長
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
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