〇年たってぶり返した!?

推定整骨院あるあるなのですが(コメントやシェアで多分明らかになるでしょう)、来院される方で割とあるのが、

「以前痛めた所がぶり返した」

というコメントを、新患さんや久しぶりにいらした方より頂くことが定期的にあります。

〇年たってぶり返す、そんなことがあるのかどうか、今日はそんな話です。

これを覚えておくと、回復の速さにもいい影響があるかもしれませんよ、奥様!(何)

いきなりちゃぶ台返し

無いです、完。

 

で終わろうと一瞬思いましたが、続きます。

他のことで当てはめてみよう

例えば、風邪をひいたとします。

2週間くらいたって症状がなくなったら、通常治ったと判断します。

そこから半年や一年たって、又風邪の症状が出てきたとき、皆さんはどう思いますか?

ぶり返したとは思わないのではないでしょうか?

でも、ケガ、痛みの場合は、同じ場所であればぶり返した説が有力になるケースがなんだか多かったりします。

そこに何の違いがあるのかを考察してみました。

いわゆる「治ったと」言われるまで治療しなかった

これによって、痛みがなくなっただけで、治ってなかったんじゃないかと思っているのではないかと推測しています。

何人かにアンケートを取ってみた結果、これに近い回答は頂きましたが、分母が適当なので数字は載せないでおきます。

でもご安心ください。

●年後まで潜伏してぶり返すケガとかは聞いたことがありません。

もしあるとすれば、胸に七つの傷がある男に秘孔を突かれていたパターンが想起されますが、その場合たぶん破裂している可能性が高い為、

危険性は低いと考えてよいでしょう。

痛みの記憶がよみがえった

実は、こういう訴えをしている方の中には、別段痛めてないと思しき人もいます

自律神経に対する刺激によって、痛みの記憶がよみがえり、場所も一致するので、ぶり返したと思ってしまうケースが該当します。

関東病院のペインクリニック科の記述を引用しますと、

痛みは記憶されるでしょうか

大人になると、子どもの時のように階段を1段抜かししたり、柵を跳び越えたりするなど、ちょっとした冒険ができなくなります。「ケガをしたときに感じた痛み」が思い起こされて、腰が引けてしまうからです。

さらに、痛みの記憶によって、非常に面倒なことに合うこともあります。

ケガや病気、あるいは手術などで痛みを感じると、この痛みの刺激は中枢神経に記憶されます。これは一種の「痛みの中枢への感作」と言います。この中枢への感作によって、常に脳や脊髄が刺激されると、痛みの原因になる刺激がなくても、脳はいつも痛みを感じ続けてしまうことがあります。ケガや病気が治っても、その部分がまるでそのケガや病気が起きているかのように、痛み続けてしまうわけであります。単なる慢性痛と違うのは、末梢神経がこの痛みの記憶の影響で、過敏になっているため、風が吹いただけ、ちょっと触っただけでも、強い痛みを感じる点です。

「幻肢痛」も痛みの記憶の一つと考えられています。よく聞くのは、実際にはない切断した足に痛みが走るという現象です。足に限らず、乳房や陰茎、内臓でも起こります。途切れた末梢神経が異常な信号を発するためとか、脊髄、脳のネットワークの異常とか言われていますが、はっきりしたことは分かっていません。

特に、

・季節の変わり目

・気温の上下変動が強い時

・天気が急に悪くなった時、その前日

・台風が近づいてる時

等に、いわゆる「古傷が痛む」

という症状が現出することがあります。

これに該当しているケースもあるようです。

いわゆる後遺症

なんらかのケガの後遺症で痛むことももちろんあります。

ただ、このケースは断定できないことがほとんどです。

なぜなら、もともとの状況で通院勝手にやめちゃった人が多い

ので、それが原因かは何とも言えないケースの方が多いので。

なんなら、一回も病院に行かずに後遺症と仰る強者も過去にはいらっしゃいました。

実際には別個のケガのことも多いです

実際見てみると、

・ガッチリ腫れている

・今日なんかしらやった際に痛みが出ている

別個のケガですね

というケースも結構あります。

緊張で痛みのセンサーが反応しているケース

詳しくはコチラをお読みいただけると良いかと思います。

痛みが出やすい3つの場所「真皮・筋膜・関節包」とは?

どこも痛めていなくても、この要因で痛みが出る事もあります。

そしてそれが依然委託したところであれば、ぶり返したと感じる方も多いかと。

皆さんにお願い

以前痛めた情報はとても必要なものなので、どんどん教えてください。

しかし、現在の症状と関連性があるかどうかは、みてみないとわかりませんので、こちらに判断をお任せください。

関係があればある、ないなら無いでちゃんとお伝えします。

最初に決め打ちで来られてしまうと、判断ミスが起きやすかったり、そうでなかった時に皆さんの気分が損なわれることがあります。

そこは医療者を信じて頂ければ幸いです。

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません