インフルエンザだけじゃないよ

感染性のものが流行すると、予防接種をするしないで毎年議論になっているように思います。

今年は風疹が大流行です。

ソーシャルで散見されるのは、

・ワクチンは危険(毒扱いする人も)

・自分はかかったことない

・免疫で治すから平気

みたいな意見です。

これってとても危険なことだと考えます。

特に、かかったことないと言っている人は、

感染と発症の区別がついていない

のであります。

物によっては命にかかわることもあるので、まずは今日の内容をご周知いただいて、どうするかを考えてみて頂ければ幸いです。

感染してなくても発症するよ

まずは感染の定義です。

wikiから引っ張ってきました。

感染(かんせん、infection)とは、生物体内もしくは表面に、より体積の小さい微生物等の病原体寄生し、増殖するようになる事[1]。また、侵入等のその過程[2]。 それによっておこる疾患感染症という。

単細胞生物ウイルスによる感染を受ける。また、寄生虫の体長は宿主を超える事もある。

これに別に異議を唱える人はいないかと思います。

問題はここから先です。

感染と類似の用語に、伝染と流行がある。これらは時に混同されることが多いが、厳密には

  • 感染:一人(一個体)の宿主が対象
  • 伝染:二人(二個体)の宿主の片方からもう片方への感染
  • 流行(英語: epidemic):複数の宿主の間(社会)における伝染

という区分がなされる。また流行のうち、多国間にまたがって広範囲で起きるものを汎発性流行あるいはパンデミック(英語: pandemic)、それよりも狭い地域で起きるものを地方性流行(英語: endemic)と呼ぶ[3]

なお、微生物が進入する前(たとえば皮膚表面に付着しただけ)などの場合は汚染といい、区別される[4]

感染して、伝染して、流行します。

今の風疹は流行ってことですね。

インフルエンザなんかもこんな感じです。

では、感染ってどんな状態なんでしょうか?

病原体による感染が成立して発症した後は、主に3つの流れがある。

  1. 寄生体が宿主に勝った場合→宿主の死亡
  2. 宿主が寄生体に勝った場合→宿主による微生物の排除。いわゆる臨床医学的には治癒と呼んでいる。
  3. 宿主と寄生体の共存関係が維持される。→感染は持続するが、症状が出現しない状態、いわゆる不顕性感染の状態である。感染は持続しているため潜伏感染とも呼ばれる。

という三通りの展開がある[8]

発病した後、生体の感染防御機構や医療措置などによっても処置できなかった場合には生体防御機構は破綻して、宿主は死の転帰をとる。逆に防御機構側が病原体に打ち勝つと、病原体が体内から排除されて治癒する。このとき同時に、宿主はその病原体に対する免疫を手に入れることも多い[9]

問題は3番の不顕性感染です。

感染しているけど発症していないのです。

つまり、感染はしてるんです。

という事は、伝染するってことです。

場合によっては、毎年インフルエンザになってないとか、風邪ひいたことないって言ってる人は、

自分が発症してないだけで、ウイルスまき散らしてる可能性

があります。

なので、予防接種しない、ワクチンは毒だって言いながら、自分が周りの病気の原因だったら、怖くないですか?

病原体による感染が成立、すなわち生体内で安定な増殖を起こしても、必ずしも発病するとは限らない[8]。増殖した微生物のうち宿主にとって病原性(英:virulence)のあるものとないものに分かれており、病原性のあるものによって発症する。発症は宿主と寄生体側の両方の作用によって宿主に何らかの病状をもたらした場合をいう。宿主に病状が出ているため、一般的に感染症として定義される。または、医学用語で顕性感染ともいう[3]。一方、感染は成立しているが、発症しない状態は不顕性感染と呼ばれる[3]

怖くないです?

怖くないっている人がいたら私が怖いです。ぶるぶる

副作用と症状リスクを天秤にかけよう

例えば、風疹。

自分は平気だったとして、周りに感染させたらどうなるでしょうか?

成人では熱が5日程度続くくらいですが、妊婦さんにもしも感染させてしまったら

先天性風疹症候群の一つ・白内障になった新生児の眼

妊娠10週までに妊婦が風疹ウイルスに初感染すると、90%の胎児に様々な影響を及ぼす。この先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome:CRS)の典型的な三大症状は、心奇形・難聴白内障である。11 – 16週までの感染では10 – 20%に発生する。妊娠20週以降の感染で発生することはまれとされる[10]。診断は新生児血清IgM特異抗体検出で確定診断可能。エコー下穿刺液によるPCR法で胎内診断も可能である。しかし、先天性風疹症候群を容易に再現できる動物モデルが存在していないため、発症機序は解明されていない[11]

1941年にグレッグによって新生児に白内障や心奇形が発生したと初めて報告された。成人でも30 – 50%程度の無症状感染者[9]があるので、母親が無症状であってもCRSは発生し得る[12]。また、出生前に感染した乳児は、出生後数ヶ月感染力を持ち続ける[6]とされている。

母親が無症状でも出現します。

検査しない限り、自分が保菌してるかわからないので、そもそもの感染リスクを減らすことはとても大切です。

予防接種しても感染するじゃん理論を考える

予防接種しても感染することはあります。

インフルエンザなんかそうですよね。

だから意味ないっていう人もいると思うのですが、

ワクチンや予防接種って、

未来永劫感染しない効果・・・×

ウイルスの増殖を抑える効果・・・○

なので、予防接種するという事は、仮に感染しても症状を抑えることにつながります。

0か100かで考えると、根本からおかしくなってしまう象徴的な例かと思います。

副作用はあるかもしれない、けれど

副作用が起きることもあります。

そのリスクはもちろんあるのですが、病気自体のリスクと天秤にかける必要があります。

自分だけでなく、周りに影響を与えかねないウイルスをまき散らすリスクと、異物摂取による副作用のリスク。

特に命にかかわったり、妊婦に重篤な影響を与えるものに関しては、病気自体のリスクを減らすのが最も重要だと考えます。

だれも住んでない地帯に住んでいる場合はある種の自己責任で済むかもしれませんが、人が多い地域に住んでいる場合は、症状リスク、感染リスクは知らんぷりしてると大変です。

好き嫌いもあると思いますが、全体の要因を考えて、予防接種アレルギーが減ることを願って今日は終わりたいと思います。

まとめ

症状が出てなくても感染はしてる

自分はウイルスに勝っても周りが負けてることも多い

症状のリスクをしっかり吟味しよう

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません