頂く質問:整骨院の人たちはワクチンの優先摂取対象ですか?
先週今週と、4件くらい質問をいただいたので、おそらく今後ももらうと想定して、こちらで残しておきたいと思います。
結論から言うと否だったけれども、東京と大阪は対象に
結論から言うと否です。
まあこれですべてなのですが、それをめぐっていろいろなんか思ってる人がいるみたいなので、拾って行こうというのが今日のお話です。
これ書いた直後にこのニュースが来たので、違ったみたいです。

基本的な優先順位

優先順位としては以下の通りとなっています。
整骨院や鍼灸院も、医療系国家資格ではあるのですが、某感染症に直接関与する職業ではないため、この中のくくりには入っていないという事のようです。
まあそらそうですよね。
優先接種の対象外なのに、休業要請の対象外なのはなぜ?
去年からそうですが、整骨院/鍼灸院/マッサージ院は緊急事態宣言の休業要請の対象外です。
ざっくりいうと、ヘルスケア関連につき不要不急ではないってことで、むしろ優遇業種です。
理由はいろいろ考えられます。
元々換気や採光などの基準を満たしていないと施術所自体が開設できない(これは差別ではなく、リラクゼーションや整体はこの基準が存在しません。基準相応のところもあると思います)、など色々あると思いますが、一番のポイントとしては、
ケガや体調不良を病院に集中させないための措置
と考えるといいのかなと思っています。
なので、仮に協力金とかが出たとしても、当院は休業しないと思います。
おそらく休業したほうがお金が増えるにしろ、整骨院の意義はそこにあると思うので。
整骨院/鍼灸院マッサージ院/を医療従事者と認めないのか理論

当事者の整骨院や鍼灸院の方の方がなんか怒ってますね。
ご覧いただいている方の大半は気が付いていると思いますが、かみ合ってない議論というのはこういう事です。
時事問題と日頃からの不満をブレンドしちゃうんですよね、人って。
※一番上のツイートを持ってきただけで、もっとひどいのは結構ありました。
この場合の優先的な医療従事者というのは、
某感染症に対処する可能性がある医療機関に勤めている人たち
を指すわけで、整骨院や鍼灸院に病気の方は来ません。
したがって、医療従事者優先摂取が正しいかはさておいて、優先摂取の対象にはならないと考えるのは妥当かと思います。
「無症状の人だって来ることあるだろ!」
それ言いだすと、全業種が対象になりますね、QED。
なんで休業対象になってないんだ!差別だ!論について
何人か見たのですが、優先摂取させない以前に、鍼灸院/整骨院/マッサージ院が休業要請の対象になっていないことに不満を持っている方がいるみたいなのには少し驚きました。
不要不急の業種じゃないんだね、頑張ろう!ならわかります。
なんでだろうと思ったのですが、
こういう事か。
慰労金くれなかったからすねちゃった人がまだぷんすかぷんたろうって事みたいです。
こんな感じで、皆ストレスを感じて生きているのでドンマイです。
次に起きそうな感情論
東京と大阪で優先接種のニュースが出たので、他の県の方々が差別だ!って怒りそうな気がしますが、冷静になりましょう。
1400万人都市の東京、重症率高めで人口の多い大阪、こちらからやるのって当たり前じゃないですか?
特に東京はこの一年間で大量の差別にあってきました。
・東京からくるな(ウイルスがくる)
・自分たちの地域で感染が出た→東京が自粛しないから
・東京のやつは帰省するな
・東京はGOTO行くな→感染と相関関係なし
・東京はそれでも地方交付金は払え
そしていまだに渋谷の人の画像を使って差別されています。
人通りが少ないせいで報道されませんが、御徒町は死にました。
上野も同様です。
1000万人以上のクラス都市がこうなると、地方の皆様に都が負担している交付金が払えず、地方の財政は急激に圧迫されると思うので、差別だなんだって騒がない方向でお願いします。
投稿者プロフィール

- 4F整骨院 院長
- 4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
最新の投稿
ブログ2022.02.04保護中: 2022年2月段階のアレの対応策について
ぼくたちのこと2022.01.21物価高を乗り切る3つの工夫について
お知らせ、受付予定2021.12.31草加市で2021→2022年末年始やってる病院
ブログ2021.12.21今後無料サービスが減っていく可能性について