整骨院やマッサージの名称についての話をすると、一般の方や、何なら民間資格の方でも、

別に名前くらいいいじゃん?

くらいの感じで言われることが結構あります。

世の中には確かに、資格がなくても成立するものも多く、資格があっても大して役に立たないものもあります。

では、なぜマッサージや整骨院の仕事をするのに資格がいるのか?ズバリ

危ないから

につきます。

鍼灸は何となくイメージが付くと思うので、他の施術がなぜ危ないのかっていうのが今日の話です。

医療=危険行為

医療行為というのは、基本的に危険をはらみます。

薬を調合したり、皮膚や骨を切開したり、骨を接いだり、放射線にあてたりします。

しかし、ちゃんと運用すれば、人間の健康を取り戻したり、病気に対して有効な手段になりえます。

そのためにはちゃんと運用をしなければいけません。

おいそれと普通の人に使用させてはならないのです。

実際、消費者庁には、これだけマッサージ類似行為の健康被害が寄せられています。

この表の中のマッサージと書いてあるものは、マッサージ師の施術は含まれていません。

で、危険ではあるけれど、とても有効なものをやるために、出来る人を国が育成しています。

それが医療系の国家資格になります。

免許というのは、基本的に

危険なことを、限定的に許可する

ものです。

車の免許や、フグ取り扱いなんかもそうですね。

どんなに運転がうまくても、免許がない人は運転できません。

うまいから認めろ、は通じないのです。

ならその資格を示しなさい、ということです。

実際に健康被害を見ると

危険行為による医療事故では、実に16%が一か月以上のケガを負っています。

医者にかかるレベルのケガが40%強にものぼります。

マッサージのどこが危ないの?

上のグラフを診てもらうとわかる通り、整体とリラクゼーションとマッサージの区別がついていない人が圧倒的に多いです。

筋肉をほぐしたり、もんだりする行為=マッサージではありません。

マヒした部分や、関節が固まってしまった部分を刺激して動かせるようにしたり、機能訓練をするのが実際の医療の現場でのマッサージです。

技術を応用してほぐしたりなんかにももちろん使います。

しかし、資格を持ってない、正規の教育を受けてない人であれば、ただ硬い所を強く押したり、ほぐしたりしているうちに、骨を折ってしまったり、筋肉を傷つけてしまったりしてしまいます。

某安いリラクゼーションチェーンでは、スタッフが利用者の首に肘を突き立てている現場を見て戦慄しました。

死ぬよ・・・

それでもマッサージがしたいあなたへ

1、マッサージ師になる

2、医師になる

2択です。

他の手段はないです。危険なので。

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません