転院あるある

前の整骨院がなくなってしまったのでみてもらえますか?という方が昨今増えてきました。

整骨院も増える一方の時代は終わったんだと感じる一方で、困った事態が残った整骨院を襲っています。

そもそもこれ保険使っちゃまずいだろ問題

であります。

整骨院を転院したときに、保険使えないといわれてびっくりした方、今日のお話が参考になれば幸いです。

説明に苦慮する理由

今までOKで来てたものが、急にできない、だめといわれると、とても損した心理が働きます。

ちゃんと話を聞いてくれる人であれば問題ないのですが、中には、聞くや否や、

「前の所はそんなこと一遍も言われなかったのに、なんでいやがらせするんだ!」

「こっちは保険料払っているんだ!権利を邪魔するな!」

などと怒って帰ってしまうこともあります。

その段階で、こちらが悪者のまま帰られてしまうと、

まっとうなことを言った瞬間に風評被害にあう

という、謎の事態になります。

かといって、(症状を見た結果)これを健康保険使うのは無理だなーというケースもとても多く、

どう伝えたもんか、と苦慮してしまいます。

実際その場に居合わせたわけではなく、当時の症状と今が同じ保証もないので、以前の院を

あからさまに悪者にするわけにもいかず、いつも苦慮しています^^;

そこで、前の整骨院合わせで不正を働いて処罰される先生、事実を伝えて当院のように

いじわる扱いをされる先生もいて、整骨院側が受ける中ではかなり大きなストレスです。

一つ言えることは、

いじわるではないですよ!

これだけ覚えて帰ってくれたら幸せです。

前の院をまた聞きだけで悪者に出来たらどれだけ楽な事か・・・

たくさんあるぞだめなやーつ

結構ダメな理由で保険使っている院が存在していることにショックですが、実話です。

当院で遭遇していないものに対しては責任が持てませんので記載しておりません、あしからず。

ダメな例①頭痛

頭痛は、頭をどこかにぶつけていない限り、緊張関係で起こるため、整骨院では健康保険の対象に

なりません。

また、深刻なケースもあるので、整骨院(もちろん整体院も)の前に頭痛外来や循環器科を受診することを

おすすめします。

逆に、ほかの場所を痛めていて二次災害で頭痛が起きているケースもあります。

頭痛単体では健康保険は使えないことは確実ですが、そのほかを含めて確実なことは、直接みないと

判断がつかないところではあります(これはほかの症例にも言えるので、以下省略します)

ダメな例②○○神経痛

坐骨神経痛や、肋間神経痛などが該当します。

整骨院の取り扱い範囲はあくまでも筋肉、関節由来の痛みです。

つまり神経痛は整骨院では健康保険の対象にはならないという事です。

ただ、神経痛自体はそもそも病気やけがでなくても発生するので、循環障害や冷えを取り除いたら消える事も結構ありますが。

ダメな例③肩こり

これは王道の奴です。

ただ、もともと背中や首を痛めていて、その周囲の方が緊張して肩こりの症状が出ているケースもあり、

実際は首や背中を治療しているのに、患者さんが肩こりの治療をしていると思い込んでいる惨劇もたまにあります。

ダメな例④骨盤矯正

骨盤矯正をすることは可能なのですが、骨盤矯正をしていい保険が存在しないため、実費での対応になります。

もうなくなった整骨院が、サービスで骨盤矯正をしていたらしく、おいでになった方に、「え、矯正って保険効かないんですか?

と詰められたことが一度や二度ではありません(涙)だからなくなったのでは

整体、カイロプラクティックも同様です。

ダメな例⑤全身の施術

健康保険で全身くまなく30分触る、とか60分触る、とかはやるべきではありません。

なぜなら、例えば首が痛いとして、足を何とかすると良くなるみたいな治療法もありますし、骨盤周りをなんらかすると痛みが減っていくやり方も

あるのですが、そこは患部ではないので、健康保険でそこまでカバーしてしまうのはやりすぎの部類に入ります。

この問題点

一番の問題点は、ぱっと見患者さんからしたら、ダメダメ言われるのはストレスでしかないが、施術者からすれば、犯罪は犯せない、板挟み感が

あり、また、これは保険が使えないと告げる事によって、患者さんにメリットが別段ない事です。

なんなら窓口の出費という意味においては保険が使えない分金額は増加するので、損したと感じる人もいるかもです。

実際は健康保険と、健康保険以外の施術は、ボリュームから時間からすべて違うのですが、これが全国的に伝わっていないので、

整骨院に携わっている皆さんで、きっちり発信していくのが重要だと感じます。

適用外の症状を健康保険で行う、人其れを不正という

というわけで、何とか健康保険にしてくれと言われても、悪事とわかってて悪事を行うわけにはいきませんので、

事実を告げて怒られる日々なわけなのですが、

この半年くらいで、少し潮目が変わってきたのを感じます。

具体的には、ちゃんと説明すれば理解を示してくれる人が少しずつ増えてきました。

逆に、「え、これ保険使えないでしょ(笑)」

と言って頂けたり、

「変だと思ってた」

と、薄々違和感を感じている方の声を聴くようになりました。

患者さんがすさまじく多いわけでもない当院でそうなので、少しずつ世の中の流れは変わってきています。

良くわからない運用をして後ろ指刺されたり、変なストレスを抱え込まずに、正しい情報を知ってもらうチャンスなので、

他の整骨院でもしっかり情報発信してくれればうれしいですね。

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

院長
院長けやきの森整骨院 代表
けやきの森整骨院院長。
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
身体に役立つ情報と、整骨院の本来のルールを発信し、間違った利用(肩こりで健康保険など)をなくし、筋肉、骨の専門家として整骨院が信頼されるよう取り組んでいる。
2017年ズボン3本破壊、チャック一回破壊(不可抗力)。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい。
同名の整骨院の活動には関与していません