坐骨神経痛と対策について

先々週から先週にかけて、比較的相談をいただく頻度が高かったのが坐骨神経痛(と皆様が思った症状)です。

坐骨神経の環境認識と対策について、本日はお伝えしていきたいと思います。

坐骨神経痛とはなんぞや

坐骨神経痛は、そもそもなんなんでしょうか。

病気なのか、ケガなのか・・・

実際はどちらでもなくて、坐骨神経の分布しているところに発生した痛みやしびれなどの痛みの症状を指します。

ざっくりいうと二次災害です。

坐骨神経痛の発生要因

主に多いのが

・背骨の変形系・・・ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など

・梨状筋症候群・・・お尻の筋肉であるところの梨状筋

・仙腸関節炎・・・骨盤周りの関節の炎症

の3巨頭です。

まずこの中から、どの系統かを考える必要があります。

そのうち背骨の変形系のみの場合は、病院一択になります。

病院以外はレントゲンやエコーを使った診断は出来ませんが、徒手検査の方法もあります。

そちらを使ってヘルニアなどの兆候を検査します。

ヘルニアを施術して良い資格は医師のみなので、ヘルニア治せますという看板にお気を付け下さい。

※リハビリという側面であれば、マッサージ院も適用になります。

※2リラクゼーションルーム(揉みほぐし、ほぐし、トリートメント、などの表記)はマッサージではありません、医療事故が起きる可能性があります。

梨状筋症候群、仙腸関節炎であれば、手技療法チームにも出番があります。

この場合の出番がある手技療法チームは、整骨院、鍼灸院、マッサージ院になります。

病院内であれば理学療法士が腕を振るうことも多いですね。

また、手術が第一選択になることはほとんどありませんが、トイレ関係で障害が起きている場合は手術が妥当という状態になります。

梨状筋症候群の対処

梨状筋というのは、図のように深部にある筋肉です。

そのために、直接損傷したりは少ないのですが、周りの筋肉の緊張や損傷(けが)によって締め付けられることがあったり、座り姿勢で引っ張られて負担がかかったりという状況が想定されます。

対処としては、手技療法やストレッチ、鍼灸になります。

鍼灸は記載が死ぬほど短いですが、論文も出ていますね。

坐骨神経痛症候群に対する鍼灸の作用
J-STAGE

もちろんヘルニアなどの場合で起きていることもあるので、そちらで起きている症状かどうかを見分ける検査はします。

そういう判断ができる人たちが持っているのが国家資格で、国家資格を使うことができるのが保険医療機関です。

※国家資格者が整体やリラクゼーションなどの民間施設で働いていた場合、国家資格は法律上使えなくなります。

 

仙腸関節炎の対処

日本仙腸関節研究会のサイトから引用しますと、仙腸関節炎とは、

片側の腰臀部痛、下肢痛が多くみられます。

仙腸関節障害で訴えられる“腰痛”の部位は、仙腸関節を中心とした痛みが一般的ですが、臀部(でんぶ・おしり)、鼠径部(そけいぶ・あしの付け根)、下肢(かし・あし)などにも痛みを生じることがあります(図2)。

ぎっくり腰のような急性腰痛の一部は、仙腸関節の捻挫が原因と考えられます。仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる、正坐は大丈夫という患者さんが多くいらっしゃいます。

腰臀部、下肢の症状は、腰椎の病気(腰部脊柱管狭窄症・ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう や 腰椎椎間板ヘルニア・ようついついかんばん など)による神経症状と似ているので注意が必要です。下肢の痛みは一般的に坐骨神経痛と呼ばれますが、仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激されることでも、下肢の痛みを生じてきます。

また、腰椎と仙腸関節は近くにあり、関連していますので、腰椎の病気に合併することもあり得ます。腰椎の病気に対する手術後に残った症状の原因となる場合もあります。

梨状筋症候群との違いは、炎症が起きていることがある場合と、鼠径部に症状が出ていることがあることです。

また、大腰筋のくっついてる部分が鼠径部にあるので、そっちとの見分けも必要になります。

仙腸関節をどうこうする手技療法は割と世の中にあるので、骨盤云々って用語とともにご存じの方も多いかもしれません。

 

自分でできることはありますか?

特に梨状筋症候群や、仙腸関節炎はセルフケアも大事になります。

ぎっくり腰のような瞬間的なケガと違って、痛みのMAXが低いですが、その分治るのにも時間がかかったり、慢性化しているケースもあります。

慢性化している症状は何とか療法一回やって0になる確率はそんなに高くないので、施術または治療+セルフケアという概念が必要になります。

各種体操やストレッチは、実際の症状によってアプローチが変わるため、医療機関や施術所の人に聞いてみてください。

 

後は歩き方です。

後ろ重心の人ほど、足をついた際にお尻につき上げの力がかかって痛みが強くなるケースが、特にここ半年くらいの患者さんの傾向では出ています。

イラストだと↓が分かりやすいのですが

フットボールネーション理論は嘘なのか?批判はあるけど取り入れるべき3つのこと | 息子のサッカーを応援しよう!素人パパと3兄弟の戦い
フットボールネーションを読んで衝撃を受けた!この理論は本当なのだろうか?という疑問があり、あれこれ調べ実際に取り入れてみた。頭が固くならないように新理論をいろいろ取り入れてやってみたいですね。

ももうらを使って歩く感覚、後は足の指で地面をけりだす練習をするとよいと思います。

当院の過去記事からも一本。

外反母趾の人・・・に限らず知っておきたい歩き方の話
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後はサポーターや装具で補うのもありです。

当院ではashibra®をおします。

歩行をいい感じにするお手伝いをするashibraについて
当院ではashibraを扱っています。 今の治療院業界にはサプリもあれば、健康器具もあまたあります。ダイエットメニューも あります。当院にはそれらはないのですが、厳選した、当院がいいと思ったものだけを置いています。 なぜa...

 

まとめ

骨の変形、筋肉の問題、関節炎の二次災害だよ

ヘルニアなどが原因の場合は病院が基本

セルフケアも大事

投稿者プロフィール

院長
院長4F整骨院 院長
4F整骨院院長
柔道整復師歴10年ちょい(国家資格)
趣味:読書(宮城谷昌光、歴史小説全般)、スポーツ観戦(野球:見るのは20年来広島、見てる時だけ勝てば良い派、サッカー、他メジャースポーツは守備範囲)
ズボンをよく壊す
整骨院のちゃんとした利用と、皆様の役に立つ情報発信に努めます。
たまに雑記も書くよ
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