整骨院側がまじめであればあるほど患者さんと整骨院がずれることがある出来事があります。

それは、「保険に対する認識」とそこへの過敏な反応です。

最近、ようやくその正体が覚えろげながらわかってきたので記事にしたいと思います。

整骨院で保険証をいきなり出した時に怪訝な反応された方にもピンとくるかもしれません。

患者さんの視点

前提として、何かしら困ってるから来ている、というのがあります。

そして、整骨院が何かわかっている人といない人で枝分かれするのですけれど、

医療機関=基本的には保険証がいるところ(保険が使えるか、ではなく)

という認識がある方が多いのではないでしょうか。

中にはこんな人も

良くなればなんでもいいので、その院の最高の治療をしてほしい、こんなことを

考えてきてくれる人も多く、そう思ってもらえるのはうれしい限りです。

その一方で、安いマッサージ屋さん、保険が使えて揉んでくれるところ、

そのように考えて来院される方もいるのは事実です。

昨日夜ご飯食べてたら、後ろの席で、「どこどこの整骨院は保険証出せばただで15分揉んでくれて

500円払うともってやってくれる」

と会話している二人組がいてビビりました。

話がおかしくなるので、是非の話はいったん置いておきます。

整骨院側の視点

何とかよくしたい、そのために日夜勉強している

こんな真面目なことを考えている人が基本的には多いです。

そうでない人は話がぼやけるのでいったんいないものとして扱ってみます。

しかし、真面目な先生ほどここでアレルギーが出るのですが、

いきなり保険証を出されると、症状うんぬんの前に保険使う使わないの話に

感じてしまい、「整骨院では、保険が使える症状とそうでないものが・・・」

という話をしたい衝動と戦うことになります。

よく戦っている人間が言うので間違いありません(笑)

白状すると、以前は結構口に出してしまっていました。

そのくらい、入ってくるなり保険証を出して、「肩こりです(ドヤッ」

とやられることに対して疲れ切っていたというところでして・・・

しかし、そうじゃない人も大勢いらしている中、引っかかってる場所はそこじゃないなと思って

からは、まずは話を聞いてそれから、というようにスタンスが変化しました。

そもそも、医療機関だから、普通は保険が使えると考える人がいても不思議ではないですよね。

ついでに、整骨院の健康保険については厚生労働省はこう定義しています。

いんようすると、

  •  整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。

  • なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。

その他のルールについては上のリンクをご覧いただくとよいかと思います。

整骨院側としては、上記の事情で、真面目なところほど多少神経質になっています。

認識のずれを整理する

整骨院は皆さんを良くしたい

皆さんは、整骨院でよくなりたい

大本の目的についてはニーズが合致しています。

保険証、保険に対する認識の齟齬があるため、反応が違うだけでこうなってしまうとは・・・

と、せいりすると、このような認識の齟齬が浮かび上がってきました。

大本の願いは一致しているので、特に整骨院側が、この認識違いを理解して対応すれば

とりあえず問題は解決していきそうな予感です。

保険を使いたい人にも使える場所を伝える

症状によっては健康保険が使えないという事は、おそらく理解してもらえると思います。

しかし、全員が全員自費施術を受けられるかは別の話です。

かつては、それを健康保険に無理やりやっていた人がいたようですが、今もいたとして

ガンガン処罰対象になっています。

もし、皆さんが信頼している先生がいるなら、無理やり保険を使わせて処罰されるのは

忍びないですよね?

でも予算の問題が・・・という人には対策が二つあります

セルフケアで何とかする

徹底的にセルフケアで何とかしてしまえば、原則料金はかかりません。

また、自分でやれることをやっておくことで、治療しなければいけない状態を減らせるので、

もし治療を受けても回数や金額はぐっと抑えられるでしょう。

良くなるためにはどのみち必須の項目といえます。

病院に行ってみる

病院であれば、ほとんどの症状に健康保険が使えなくはないです。

しかも自分が手術の必要があるのかなども検査で判明するので、一石二鳥ではないでしょうか?

デメリットとしては、保険なので、リハビリ的な手技を受けられたとして、患部のみだったり、

時間が数分程度だったりするのですが、背に腹は代えられません。

とりあえず保険が使えないと話にならないという人には病院を勧めましょう。

まとめ

・よくしたい、良くなりたいと、患者サイド、整骨院サイドは同じことを考えている

・保険に対する認識が違うので問題が起こる

・お金の問題を抱えている人にも対案を提示するのも大事

 

 

投稿者プロフィール

院長
院長
けやきの森整骨院院長。
身体の動きや機能の話が得意
くせ毛と大柄なのに軽やかに動くからだが特徴。
ズボン破壊魔。
元読書家で歴史小説に目がない人。
少年・青年漫画限定で意味不明に詳しい